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#国立民族学博物館
大阪・関西万博への見方が少し肯定的になった話@日本万国博覧会記念公園シンポジウム2024「協働・共創の万博をめざして」 <前編>
◉はじめに 「2025年 大阪・関西万博」、みなさんはどのような見方をされていますか。 私は次のような理由から、これまで良い印象を持っていませんでした。 しかしながら、このシンポジウムに参加し、私の見方は少し肯定的になりました。 これまでどのように万博が時代状況を反映してきたかを分析する「万博学」研究者の話からこの時代にあるべき万博の姿が見え、また、民族をはじめとする多様性や社会課題についての多様な立場の対話と交流の契機にしようとされている方の思いを知ったからです。
「古代エジプトの書字文化―『刻む文字』と『書く文字』の世界」講師:永井 正勝(民博特任教授)@国立民族学博物館友の会講演会 | 大人の学び
2024年8月3日(土)、第551回 国立民族学博物館友の会講演会 「古代エジプトの書字文化―『刻む文字』と『書く文字』の世界」 講師:永井 正勝(民博特任教授) に行ってきました。 永井先生は、言語学がご専門です。詳しくは↓ ヒエログリフとヒエラティック 講演タイトルの『刻む文字』はヒエログリフhieroglyph、これはよく知られています。そして『書く文字』の方は、ヒエラティックhieraticと言うそうです。 古代エジプトにおけるこの2つの文字の使われ方の違い