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今日は就労移行支援事業所に見学をしに行った。見学はすることなく職員と30分くらい話した。僕について、これまでについて、などを話した。彼女は哲学が好きらしい、アニメが好きらしい。最近気になっているエマニュエルレヴィナスが面白そうだと彼女に伝えた。僕の家庭のこと、亡くなった祖父母のこと、訪問看護のこと。色々と回想するいい機会を得た。連想していく、回想していく、話が流れていく。僕の話し方は退屈らしい。話が横に関連づけられ、どこまでも続く。なんの話をしていたのかを忘れていく。離していく。僕の離人症。妄想、テレビのドッキリカメラ。Skypeで連絡していたことなど。それらは僕にとっての教育でした。そしてあの子を再発見する。懐かしい声、そして以前とは異なる話ぶり。かつての取り巻きはもういない。これでようやく自由に話せる。僕は彼女のことが好きでした。今はどうかわからない。けれども時は過ぎ去ったのでした。僕は変わる、彼女も変わった。以前よりも声の調子がよさそうで。僕は。そう、今朝は中学生の頃の夢を見たんだ。テニスをしていて、時にバレーボールをしていて、そうしてかつての友人たちと再会した。そのどれもが幻であることを認識していた。これは夢だ、とは思わないものの、いつも感じている非現実感は夢の中でも感じている。これは夢ではないのだろうか?そう思ったことは幾度となくあった。夢の中では自由が効く。空を飛ぶ、海を浮かぶ、宙に浮遊させる、そして逃避、。逃れられなくとも安心している、危険はない。かつての苦しみなど、どこにもあらず。僕は浮かぶ、海を飛ぶ、動物を観察する、のけぞる、振り払われる、彼らを罵倒する。夢の中では行動的なようだ。モスバーガー、ローソン、臨海セミナー、白滝、チキン、アイスクリーム。夜のおやつをいまだに欲しがることはない。全ては終わったことなのだから。そして終える。この日々を。過ぎ去った過去を回想して夢に見る。現実はどこにも見つからない、だろう。

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