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しげが夢に出てきた。僕らは車を走らせながら教室で待機していた。体育館へも行ったと思う。体育館のステージで待機していたと思う。車は道路を走り続ける。一方では運転しながら一方ではステージにいながら、そういった続いていく夢だった。僕は社宅にいて前世である白いシャツの女性の姿を思い出した。僕の前の姿だ。思い出した。僕の夢の中ではそれが僕の前世だった。社宅に一人で住んでいた。社宅では四人プラス近所のみんなと暮らしていた。上の階には翔くんとちーちゃん、ゆうきとなおきとひできが住んでいた。少し移動してあみちゃんやあやちゃんもいた。まだ出会ってないがしげもいた。カサゴの唐揚げを食べさせてくれた上山くんの家も近い。少しの間だけ遊んだ。家に行くとプレステのソフトで遊べた。その頃はまだロクヨンとゲームボーイしかしらなかったから新鮮だ。ゲームボーイは持っていなかった。みんなは持っていた。ポケモンをしていた。僕はポケモンを見て描いた。ポケモンはゲームではなくアニメだったりグッズだった。ディズニーやジブリをたくさん見た。ジュラシックパークとタイタニックを何度か見た。エイリアンを知ったのはゆうきの家にフィギュアがあったから。真っ黒でゴツゴツしている。これなあに？それはエイリアン。よく分からなかった。でも不思議な響き。エイリアン。その後僕は学校でそう呼ばれる。中学2年生の時にエイリアンを好んでいたからだ。マザーやチェストバスターのフィギュアをキーホルダーにしていた。チェストバスターは臼井にビーカーに入れられた。マザーは小さな携帯電話につけていた。タバコの香りがした。ヤフオクで買ったやつだ。ケロロ軍曹のことも好きだった。プレステのゲームをしていた。ランドセルにキーホルダーをぶら下げていた。カートゥーンネットワークばかり見ていた。キッズステーションやアニマックスも見ていた。46チャンネルがカートゥーンネットワークだ。25ちゃんねるに変わる。パソコンでゲームをしていた。カーレッジくんやカエリングやラミィの大冒険だ。その時代の子供って感じだった。でも漫画も本も読まなかった。友達とともあまり遊べなかった。ポケモンもやらなかった。デジモンはカードを集めた。カードを盗んでもいた。近所のともひろから。学校でも消しゴムを盗んだ。ダイエーではチョコQのタカアシガニが欲しかった。

マリウポリの20日間を観た。悲惨な戦争の記録だ。死体の数々。赤ちゃん。悲しみ。爆撃。戦車。爆撃。地下室。病院。砂埃。休日だから人は多すぎる。BLEACHのショップ。えんがわ。レモンスカッシュ。ZARA。