「自分が何者であるか」

自分が何者であるか、そんなことを考えたことはない。いや、そんなことを突き詰めて考えたことはない。真剣に何かについて思考を巡らしたことはない。自分はそのように物事を深く受け止めることはない、少ないと思う。進撃の巨人の子供たちが図書室に閉じこもって作文を書かされるという内容のYouTubeで公開されている音声作品を聴きながらこの文章を書いている。僕には高校時代に誰かと過ごす余裕がなかったのでこのような高校が舞台の作品には羨ましさを感じる。そしてもしも自分がそこにいたら、いったいどんなことを話しているのだろうかと期待する。自分が、何者であるか。自分は発達障害的な独りよがりなところがあって、同じものを食べ続けるという偏食の傾向もある。暴力を振るわれてもやり返さない。やられるままだ。そして飼育のいじめ特有の笑いが生まれる。戯けていた。とても哀れで悔しく怒りを憎悪を抱えていた。何もうまくいかない。あんなことがなければ楽しかったのに。僕は復讐したい。自分が何者であるか、僕は復讐殺人を願うインセルだ。社会から排除されて生きてきた。私は外見には自信があるからそれすらも失って仕舞えばあとはもう何も残らない。誰しもが心の奥に闇を抱えているらしい。僕には抱える闇がなんなのか、自分の苦しみがなんなのか、いまいち理解できていない。発達障害、PTSD、離人症、統合失調症。それらの病を知ればきっと自分のことがわかるのだろう。

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