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学校の中で体育館などに行き演劇教室を眺めたりコンビニに行ってジュースを持ってレジに並ぶなどした。ヘミシンクは相変わらず続かない。睡眠中に変容を起こすことを期待して寝る前にヘッドフォンをつけている。それが不自然な感覚なので布団の中でのたうち回るうちに外れてしまう。のたうち回るのはストレスを溜め込んでいるからだ。と、いまグループホームから連絡があった。僕に問題があるわけではなく、入居希望者の一人が住むところがないということで今回は優先して入居する形になったらしい。これでまた1から探し直すことになった。なかなか決まらないと思う。グループホーム。経済的に余裕があれば、また精神的に余裕があればとも言える。そうすればシェアハウスに暮らせる。本当は一人で過ごしたいものだけれど社会的に孤立しないために集団生活を送る必要があるのだそうだ。僕は以前精神科に入院して暮らしていた。そこでは僕の離人症なんて何でもないくらいにはみんな大変そうだった。僕はそこで自分の患う病の運の良さを感じていた。親がいなかったり前歯が無かったりする。ボスザルには唾をつけられた。スタッフは水を被せようとする。薬の入った水か尿検査を想起するお茶のどちらかを選ぶ必要があった。僕は騙されなかった。そうして牢屋で1日を過ごしていた。着替えの時には無理やり脱がされた。そこでの日々はあまりいいものではなかった。早く外に出たくて仕方がなかった。きっと収容所で生きる人たちはもっときつい日々を送っていた。僕は日頃からこの世界が破滅してくれるように願っている。多くの国民が死に至り社会が転覆することを夢見ている。そうして新たなET介入文明が始まるのだ。ETたちは幽体離脱する者たちの周りに集まってくるらしい。人類の振動レベルが低いものだからなかなか高次元には至れない。わずかな人々が修行を通じて高次元へと至る。らしい。自分で体験しない限りは何も信じられない。僕には体験が欠けている。だから何も信じていない。早くこの日々に終焉が訪れて新世界の生活が始まってほしく思うをなぜならこの日々には救いはなかったから。何も変わらない非現実世界を生き延びている。リンボ。夢。暗闇。悪夢。心的外傷後に見る夢。救われない。一度被害を受けたのなら二度と元には戻れない。いくら加害者男性たちのことを憎もうと決して救われることはない。だからもう恨むのをやめにした。僕は空っぽのカカシになった。水を求めて彷徨っている。無意味。無意味。無意味。この世の無意味。この感覚が人をしに至らしめるのだそうだ。映画を見る。音楽を聴く。本を読む。それだけだ。それだけが今のところ救いってところ。気がまぎれる。現実にいる気がする。それが終わればまた離人症の世界に逆戻り。外傷なんて負うんじゃない。迫害なんて受けるんじゃない。何も残らない。助からない。この世は敵だらけだ。外に行く。電車に乗る。夜が来る。狼になる。手のひらをかざす。浮遊する。凍結する。フリーズ。フェンリル。ヨルムンガンド。ヘル。もういいや。やめにしよう。何の意味もないから。

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