高校時代は

今日はいつを振り返ろう。夢で高校生の頃のソフトテニス部を見たから高校一年生にしようかな。僕は高校に入ってすぐにクラスメイトと共にソフトテニス部の練習を見に行った。普通に面白そうだったしその場のノリもあってすぐに入部した。でも実際はつまらなかったし、試合も棄権したりして迷惑をかけた。男の子から借りたラケットをボロボロに壊したし僕は心が不安定だった。ボロボロにというのはポールに何度も打ちつけて壊したということだ。コンタクトがずれてイライラしていたのでキレた僕はグラウンドを離れて草むらのポールに何度も打ちつけた。すごい音がしたと思う。校舎からは男の子たちが僕を見て笑っていたと思う。嫌な日々だった。早くやめて仕舞えばよかった。でも僕は辞める手続きもしなかった。なぜなのかはわからないけれどやめてはならないという強迫観念はあったと思う。夢の中で僕は山西に悪いことをした。浮遊と飛行能力を使って彼を陥れたのだ。詳しい内容は忘れたが僕はそれがバレて罰を受けることになる。数日間の行動の監視を受け、療養のための授業を受けていた。それは僕にとってはとても嫌な時間だった。夢の話は終わらせよう。実際にはどうだったのか。ソフトテニス部の男の子たちとカラオケに行った。特に面白くもない日々。僕は生活態度が悪くサンダルで通学していた。ケンタッキーのおじさんのサンタズボンを無理やり下げたこともある。悪い高校生だった。それなりに見た目は良かったからガールフレンドがいた。小林はフレッシュマンキャンプで一緒に写真を撮り懐かれた。僕のことを「ゆっくん」と呼び面白がっていた。僕はあまり相手にしなかった。本当ならもっとよく話し合えばよかったのだと思う。けれども僕は中学校での恐怖を抱いていて人と話せなかった。山本や熊澤とは100円ショップに行った。僕が消しゴムを万引きしてそれを面白がっていた。コンドームも万引きした。僕はコンドームが何なのかわかっていなかったのでトイレで水を入れてパンパンに膨らんだそれを放置した。二人はすごく面白がっていたから嬉しかった。僕はまだ何も知らない子供だった。昼食は彼らと一緒に過ごした。テニス少年の三品やジャズの加藤、美術部の影山などと過ごした。僕には居場所みたいなものがあって、それは僕が見た目だけ陽気だったからなのかもしれない。それは高校2年生まで続き、いつの日にか僕は孤立していた。一人で下校することが多くなり一人で考え事をする時間も増えた。僕はやっぱり別の学校での生活に憧れていて、もっと勉強が上手くできればなと思っていた。そんな時に映画を観始めた。最初に観たのは「イントゥザワイルド」。大学生の青年がアラスカを目指す実話だ。自然の描写が美しくエディビターの音楽も良かった。僕も自然と荒野を目指したくなっていた。学校が舞台の映画もいくつか観た。「チャーリーバートレット」は爽快だった。それからニコニコ動画で観た「ミスト」。こんなことがあったら楽しいだろうにと思った。普通は怖がるけれど、僕は緊急事態が好きだったから。そんな時は僕は生き生きとしていると思う。命懸けの日々。僕は暴力の日々を生存したのでそういう環境にワクワクする。高校時代はゲームに夢中だった。特に意味はない。ゲームをしても何も得られない。そう思ったからゲームは捨てた。でも時々いとこの家にあるゲームをやってしまう。本当ならいとこともっと話すべきなのに。僕はゲーム依存症だったから。

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