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今日は特に何もありません。机の位置を変えました。いい夢を見ていたと思います。どんな夢かは忘れたけれど昔行った場所にまた行きました。森を見下ろす高台にある旅館にいて僕は和室にいた。中学校の教室みたいに前には他の生徒が座っていて部屋は縦に一列しか座れない狭いものだった。天井が低くて這って進むような環境だった。それだけ。ずっと真夜中とヨルシカが好きで聴いている。ずっと真夜中はチェンソーマンの主題歌で好きになった。ヨルシカはフィリピンの人に教えてもらった。そのフィリピンの人は由真のことを知っていて街を爆弾で破壊したいことも知っていた。たぶん知ってる人の別アカだと思うけど誰かは分からない。部屋は照明を一つだけ点けている。暖かい電球色の光が一つ。一輪の薔薇だとかなんとか。黒アヒルの剥製を机に置いていてその周囲には蛾の標本とウニの殻とイチゴヤドクガエルのフィギュア、ブリューゲルの描いたモンスターのピンバッジが置いてある。今はメガネをかけてるからメガネは机には置いていない。文庫本と漫画と最果タヒの詩集とフランス語のテキストが並んでる。自分は必要以上に本を買ってると思う。部屋で落ち着いて本は読めないしほとんど外で読んでる。でも全然読めてないと思う。本当はもっとたくさん読みたい。でもそれは難しい。部屋で落ち着くことができたらな。一階の部屋を掃除した。父親にとっては宝物らしいけれどほとんどのゴミはゴミにしか思えない。埃を大量に吸って換気も完璧にこなした。埃埃埃、埃の多さよ。今は部屋はクローゼット以外はほとんど空っぽでテレビが置いてあるくらい。あ、でもまだ衣装ケースが置いたままだ。早く空っぽにしたい。和室からは家具を外に移動した。祖父母の使っていた家具だ。捨てよう。仏壇も今年中に島根に持って行くらしい。早く無くなって欲しい。骨も埋めるという。自分にとっては悪い人、親戚にとってはいいおじさん。僕は家庭に巻き込まれる形で苦しめられた。復讐はできないけれど憎んでいると思う。僕が街で老人を殺したとしたらそれは祖父母への憎しみが原因だと思う。虐待の連鎖は止められない。最後には殺戮が待っている。僕は誰も殺したくはない。でもそれじゃあ由真は誰も殺したくないの?と聞かれると答えにくい。殺したい人は沢山いるはずだけれどそんなことするのは無意味でしかないとも感じる。僕は誰も殺したくはない。死を祈りはするけれども。

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