いつか見た夢の記録

枯れ果てた大地、ひび割れた地表。どこまでも続く乾燥の地に佇む私。向こうから赤い女が走り寄る。咄嗟に反対を向き、女から逃げ出す僕の前方からも先ほどの女(黒い髪の長い)が走り寄ってくる。右か左か、どちらかに向き直り全速力で逃げ出すが、またもや前方から彼女が走り来る。どこにも逃げ場はないと確信し、後ろに向き直り、叫びながら高速で近寄る女と衝突する。と、同時に目が覚める。冷や汗をかいており、緊張は覚醒後も続く。心臓の鼓動が早い。恐ろしく乾いた夢である。叫び声は夢の中に留められた。
こんな風に怖い夢を見ることもあったのですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?