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#29物事の本質を掴む

2024年5月11日、Podcast番組「Oh my week」第29回を配信しました。
今回は「物事の本質を掴む」についてお話ししました。

↓AIによる文字起こしは下にあります。

https://youtu.be/rZKWlxu-t_U?feature=shared

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけた「Oh!」な出来事・トピックを緩く掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。

Nishino:今日は土曜日の朝ですが、皆さんは普段どんな感じで過ごしているニュースとか見てるんですかね?NewsPicksや日経新聞みたりかな

Akari:いやぁ!土日はややアクティブ数が減る気がします。

Nishino:あーそうなんですね!
イメージ、平日に興味を持った記事や本を、土日にまとめて見ているのかと思ったんですけど笑

Akari:確かに。
このポッドキャストを聴いている人はそうかもしれないです!

Nishino:そういえば、最近「TECH+(テックプラス)」というマイナビさんが運営しているメディアで取材を受けたんですよ。熊谷さんという記者の方が共感してくれて、「歯医者がもっとこうなったらいいのに」という希望や疑問を語ってくれました。とても印象に残ったので、今日はその話をしますね。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240423-2926228/


Akari:熊谷さんはどんな意見を持っていたんですか?

Nishino:コンビニはチェーン展開によって全体最適化されており、どの店舗でも同じような体験が得られるけれど、歯科は個別最適化が進んでいて、医院ごとに得意分野が異なり、情報発信や集客も個別に行われているため、選び方が難しいというものでした。特に、医院ごとに治療方針が異なるため、誰に聞けばいいのか分からず、自分で選ばなければならない。その選択が難しいと感じる人が多い。言うなれば「歯医者ガチャ」なのではないか、と。

Akari:確かに!歯医者は治療してもらわないとわからないですよね。

Nishino:そうなんですよ!医療分野って専門性が高いので、内科とか皮膚科で先生を選べるんですけど。歯科はそういうのがないですよね。インプラントとか矯正ならまだしも、それ以外の治療が一括りに語られてしまうのも、選ぶのが難しい一因だと思います。歯は自分で見えないので、痛みを感じても「なんだこれは?」となってしまう。手を切ってしまったら見て分かるけれど、歯は特に分かりづらい。

Akari:だから「歯医者ガチャ」なんですね!

Nishino:他の業界にも、同じような状況はあると思います。コンビニでも、酒屋さんでも。個別最適化が進んでいる例は田舎でまだ見かけるし、酒屋さんとかあったりしますね。

Akari:そうですね!醤油やさんとかも。

Nishino:そうそう!それはそれで良い部分もありますけどね。コンビニよりも新鮮なものが手に入ったり。ただ、思わぬ値段の高さにびっくりしたりもしますよね。地元の薬局も大手より高いこともありますよね。

最適化が進むと、全体で買うから流通コストを抑えられて安くなるけど、値段だけでみるわけじゃないですし、その店でしか手に入らない特別な商品もありますが。ただ、全体最適化だと100人中90人が満足するけれど、10人には合わないとか。

Akari: 確かに。興味がある人には個別の方が合っていますね。

Nishino:逆に歯科の場合は割合が逆転しているかもしれません。
全体の8割が個人開業という事実を考えるとね。

Akari: これはずっと変わらない構造なんですか?
誰も疑問にも思ってなかったというか。そういうものと思ってた人が多そうですね。

Nishino:まぁ、難しいという感覚もあるんじゃないですかね!主義というか。ラーメン屋のようなものだと思います。2店舗目までは目が届く範囲でうまくいくけど、それ以上の店舗展開は難しい。そのため、最初から標準化する戦略が求められるでしょう。

逆にOh my teethは逆の発想で、最初から広げることが目的だったので最初から標準化を目指してていました、

Akari:なるほど。記事の中でも、その戦略について触れられていますよね。DXを駆使して、新しいビジネスモデルを作っています。

 Nishino:そうなんです。電子カルテや患者とのコミュニケーションをデジタル化することで、全体の最適化を目指す。部分的に新しいシステムを導入するだけでは全体最適化は実現できず、ゼロから全体を設計し直す必要があるんです。

Akari:つまり、付け焼き刃ではなく、根本的な解決が必要ということですね。

Nishino: 熊谷さんも「まさにその通り」と同意してくださいました!自分の業界や利用しているサービスの構造を根本から考え直すのは面白いと思いますよ。この記事も興味深い内容が多いので、ぜひ概要欄のリンクから読んでみてください。

Akari:はい!じゃあ今回はこの辺りで!
Oh my weekは毎朝8時に配信していますので、通勤の際や朝の準備の時間に聴いてもらえると嬉しいです。過去のエピソードもぜひ聴いてください。ビジネスのヒントになる内容を配信してます!

Nishino:それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました。

Akari: ありがとうございました!!!

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