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#33 引き算の重要性

2024年5月14日、Podcast番組「Oh my week」第33回を配信しました。
今回は「引き算の重要性」についてお話ししました。

↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけた「Oh!」な出来事・トピックを緩く掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。今日は水曜日、特別に西野さんのピッチに関する質問を掘り下げます。

Oh my teethのピッチ戦略
Akari
:西野さんと言えば、今年のICCでの優勝やPIVOTとか回ってるイメージです。ピッチでの成功について意識していることを教えてください。

Nishino:はい、 こういうnoteを書いてて
2年前にICCカタパルトで優勝した時に「あえてやらなかったこと」をまとめてるのでよかったら参考にしてみて下さい。

https://note.com/mktnjp/n/nab0e3462d195

Nishino:ピッチの作り方ってチームメンバーからフィードバックを受け、それを基にピッチを磨き上げていくやり方もある。しかし、僕はフィードバックはあまり求めすぎない方が良いと感じています。なぜならば、ピッチは主に外部の人、つまり事業に詳しくない人たちに向けて行うものだからです。

ピッチのコツ:引き算と質疑応答の戦略

Nishino:ピッチを効果的にするためには、「引き算」が重要です。シンプルにすることで、メッセージが明確になります。さらに、質疑応答がない場合は、疑問を残さず、聴衆が納得するような終わり方を心がける必要があります。質疑応答がある場合は、逆に少し疑問点を残しておくことで、ディスカッションが活発になり、より深い理解を促すことができます。

質疑応答戦略

Akari: 質疑応答の部分にも戦略があると聞きましたが、それはどのようなものですか?

Nishino: はい、質疑応答はピッチの中でも非常に重要な部分です。質疑応答がない場合は、プレゼンテーションで全ての疑問を解消する必要があります。しかし、質疑応答が設けられている場合は、聴衆が気になるポイントをわざと残しておくことで、ディスカッションを活性化させ、より深い興味を引き出すことができます。

Akari: 聴衆が自ら質問したくなるようなポイントを作るわけですね。

Nishino: その通りです!それにより、ピッチが終わった後も私のプロジェクトについて考えてもらえるようになります。

ピッチでの心構えとアプローチ

Nishino: さらに、ピッチに臨む際の心構えも重要です。私は常に、聴衆が何を求めているのか、どのような問題に対する解決策を期待しているのかを考えながら準備を進めます。これにより、ピッチがよりターゲットに合致した内容となり、聴衆の関心を引きやすくなります。

Akari: そのためには、ターゲットオーディエンスの研究が不可欠ですね。

Nishino: まさにその通りです。事前にターゲットオーディエンスのニーズや関心事を理解することが、効果的なピッチには欠かせません。また、自分の話がどのように受け入れられるか、模擬的な環境でテストすることも行っています。これは、ピッチの成功率を高めるための一つの手法として、非常に役立っています。


ピッチの具体例と実践

Akari: 実際のピッチで使用した例を教えていただけますか?

Nishino: 確かに、具体例を挙げることで、より理解が深まるでしょう。例えば、あるテクノロジー製品のピッチでは、製品の特徴だけでなく、それが如何にして市場のニッチを埋め、顧客の日常を改善するかに焦点を当てました。このアプローチにより、製品への興味だけでなく、その実用性に対する信頼も聴衆に訴えかけることができました。

Akari: それは非常に戦略的なアプローチですね。聴衆が自身の問題を解決できる具体的な例を見ることで、より関心を持つはずです。

Nishino: そうですね、そして、それがピッチでの説得力を高める鍵です。聴衆に対してただ製品を紹介するのではなく、その製品が如何に彼らの問題を解決できるかを示すことが重要です。

ピッチ後のフィードバックと改善

Nishino: ピッチが終わった後には、常にフィードバックを求めています。これは自分自身の成長にもつながるし、次のピッチでの改善点を見つけるためにも必要です。フィードバックを通じて、聴衆がどの点について疑問を持ったのか、どの情報が足りなかったのかを把握できます。

Akari: フィードバックは確かに成長のための大きな糧となりますね。それにより、次回のピッチでさらに効果的なプレゼンテーションを行うことができるわけです。

Nishino: その通りです。そして、この継続的な改善プロセスが、最終的には成功へとつながるのです。ピッチは一度きりのイベントではなく、継続的な努力と評価のプロセスであり、常に進化し続ける必要があります。

Akari:はい!じゃあ今回も聞いてくださりありがとうございました!
Oh my weekは毎朝8時に配信しています。通勤の際や朝の準備の時間に聴いてもらえると嬉しいです。過去の回も毎日「Oh!」なエピソードを配信しているのでぜひ聴いてください。ビジネスのヒントになる内容を配信しています!

Nishino:それでは、また次回お会いしましょう。

Nishino・Akari: ありがとうございました!!!

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