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ゆるっと始まった雨の月曜日。公園の植物は嬉しそう。と「こちら側のどこからでも切れます」

月曜日が始まった。

納豆とかについてるタレみたいなの(他にも色んなものに書いてあるけれど)に「こちら側のどこからでも切れます」って印刷してあるけど、言うほどどこからでも切れない。

私が下手なだけで、世間的には書かれているお知らせの通り「本当にそうだよね、すごいよね」っていうくらい気持ちよく「どこからでも切れます」してるんだろうか。

たまに「どこからか切れた」としても、妙に力が入ったせいか中味が飛び散って手について、やっぱハサミで切れば良かったってなるのも、ささやかに不愉快。

「どこからでも切れます」って宣言されてなくて、あらかじめインプットしてなければ、はじめからハサミとか使って切るか、ちょっとした切り込みみたいなのが付いてればそこから切るし、失敗しても全然なんとも思わないんだけど、書いてあると信用してハードルが上がるから、余計になんだよーってなる。

おまけに「どこからでも切る事ができない私がアレなのか?」と自分のせいなんじゃないかとまで思ってしまう。

だからこう言うセリフを発しそうな状況になった時「あなたのことを幸せにします」って言わない方がいい気がする。
くだらないけど上記と同じ理由で。

「どこからでも切れます」も期待させといてこの程度かってなるんだから、結婚とかお付き合いとかそんな難しい所で最初に宣言するのは、出来なかった時や「幸せ」に対しての認識が違ったり、あとちょっとで幸せになりそう!くらいまで辿り着けたのに、確実な「幸せにします」じゃなかった時に充足感と満足感にまったをかけそう。

この訳の分からないウツウツは、昨日、お昼ごはんにベランダ産紫蘇を刻んで入れた納豆を食べようとウキウキしたのも束の間「どこからでも切れます」に失敗して、タレが散って指について洗面所に洗いに行って、それでも出汁の匂いって実はなかなか強烈で、少しの間指が臭かったのに相当ムッとしてるのか、雨の月曜日だからかどっちかだな。

いや、左の奥歯につけてる仮歯がかけたのを、予定外の修理に歯医者さんに行かなくちゃいけなくなったのが理由なのか。

でも、お客さまからプレスバターサンドの詰め合わせもいただいたし、歯医者のお姉さん達も優しいし、なんだったら今日は父の日のプレゼントをいろいろお父さんに届けるし、良さげなこと考えれば楽しい気分にもなれそうだ。

日曜日の夜の映画(日曜日の夜は、日頃見なさそうなのを見ることしている)は『THE FIRST SLAM DUNK』とやらを見てみた。
なんかものすごく評判が良かったって聞いてたから。

原作も読んだことないし、アニメも見たことないけれど、なぜかバスケチームの監督を見た時「あっ、この人見たことある」って思って驚いた。すごいな。

絵がすごいのね。
2Dのはずなのに、描かれてる人間達の3D感がすごくて、アニメじゃない普通の映画を見る時ももちろん2Dなんだけど、脳が実際の人間をあてはめてみてるから、当然の立体感を感じるわけで、アニメは長いこと平面に描かれてると思い込んでるから、試合の時の選手達の体の動きとか、それに合わせて動くユニフォームの動きとか、見始めた時、酔いそうなくらいおおって思っちゃった。
おっきいスクリーンでみたら、もっとおおってなったんだろうな。

アニメでも背景とかそんなのはある程度すごくなってるなっていうのは思っていたけれど、人間自体の描写のすごさになるほどなーだった。

アンディー・サーキスがゴラムに命を吹き込んだ時も、感動ひとしきりだったけれど、あれとは違った感じで感心させられた。

でも、あれって原作はだいぶん前のものなんだよね。
それでもそんなに古臭くないし、今の子供達も見るっていうんだから大したものだ。「巨人の星」だったらああはならないかもね。あー「タッチ」とか。
まてよ、どっちも野球漫画じゃん。ってことはそういうことなのか?
「キャプテン翼」だったら見るんだろうか。
いや、ちがうな。スポーツの種類じゃなくて内容と表現方法と、キャラクターの個性とデザインだよね。きっと。

そんなことを考えながら始まった1週間。
今週はどんな1週間になるんだろう、なんだかんだ言っちゃってるけど、楽しみだ。

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