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鹿島で「岩政大樹監督!」と叫び続けた日々

鹿島アントラーズを応援していたのは「岩政大樹さんがいるから」が理由でした。監督退任にあたり、一言だけでもと思いご連絡を差し上げたところ、ご無沙汰していたにもかかわらずいつものように数分で返信をしてくださる律儀な方です。

4years.での連載は「まずは1年だけでも」から始まり、結局、2年半続きました。そんな連載は2021年12月に「来年は川崎フロンターレが3連覇に挑む年。鹿島はなんとしてでもそれを阻止しなければなりません。そんな時に戻らずしていつ戻る」というお言葉で最終回となりました。

しっかりと相手の目を見てお話をされる方です。その目力の強さにどんな言葉から始めたらいいのか悩むことはありましたが、どんな言葉にもしっかりと答えてくださり、「いやちょっと待って、正確に言うと……」と言葉に責任をもっていらっしゃることがよく伝わりました。

同郷ということ以外にも実は共通点が少なくない方です。原稿のやり取りも楽しく、時に「OK~」とだけの返信にクスっとなることもありました。

上武大学で監督をされていた際、Jリーグやプレミアリーグのワンシーンを例にしたプレー解説から練習が始まり、そんな岩政さんに指導してもらえる学生たちがうらやましいなと思いました。学生たちに対して精度を求める厳しい声がけもありましたが、それよりも、学生たちと一緒に強面の表情を緩ませて大笑いされていた姿が強く印象に残っています。

連載終了後も何度かスタジアムに駆け付けました。選手を応援するサポーターの中で「岩政監督~!」と声がけをしていた小僧は私です(笑)。もちろん、これからも応援し続けます。


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