褒めて欲しい子ども部屋おじさん。

 子どもを褒めて育てることの大切さが叫ばれて久しいですが、褒めて欲しいのは子どもだけではありません。30代子ども部屋おじさん。だって褒めて欲しいのです。

歯医者での出来事

 先日、定期点検で歯医者に行ってきました。10代中盤からの約10年間、歯医者に行っていなかった事が祟り、20代中盤で多数の虫歯が発覚し痛い思いをした私は、以降、定期的に歯医者に通って点検と歯石の除去を行っています。海外から戻り、実家暮らしになってからは幼少期と同じ歯医者に通っている訳ですが、そんな歯医者で『ほぼ完璧に歯磨きが出来ている』とお褒めの言葉をいただきました。フロスに、部分磨き用歯ブラシ、そして歯科衛生士の親戚からもらった歯ブラシの3点セットに、1日2回のマウスウォッシュと2日1回の着色除去歯磨き粉によるはみがきの成果が実り、お褒めの言葉を頂くとが出来ました。そして、その昔は非常に怖かった歯医者の先生からのお褒めの言葉に、とても感慨深い思いになりました。
 そう何歳になっても褒められることは嬉しいことなのです。

意外と色々やっている子ども部屋おじさん。

 自分で言うのもなんですが、子ども部屋おじさんの割には色々なことに取り組んでいると自負しています。休みの日には家族分の晩ご飯は作りますし、洗濯を畳んだりお風呂掃除なんかもやります。副業もやっていますし、本業でもややこしい仕事を拾ったりしていますし、奨学金も繰り上げて返し、貯金もコツコツ進めていますし、外国語の勉強やノートを書いたりと色んな事に挑戦していると思います。
 なかなか色々やっていますが、大人になるとそんなことをアピールする機会もないですし、アピールしたところでウザがられるのが関の山でしょう。でも、歯磨きみたいに褒めて貰えると嬉しくなるのが人間心理というものです。

それでもやる。他人に感謝する。

 結局何で色んなことをやるのかというと、自分が生きていくためであり、自分が成長し楽しむためであり、結局は自分のためです。そうなると褒めて貰おうが否かは関係なく、やり続けることが大切なのでしょう。
 また、褒めて欲しいと思っているのは私だけではなく、きっと世の中の誰もが思ってることでしょう。褒めるとなるとなかなか難しいですし、その人との距離感により変わってくることもあるかと思いますが、感謝することなら誰に対しても出来ることかと思います。
 自分のすべきことを淡々とこなして、他人に感謝する。
そんな毎日を過ごして行ければと思います。

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