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芸能ライター・織田祐二の主張

wiki風に。(以下、敬称略)

■中森明菜『駅』の歌い方の賛否について

1986年当時の彼女はまだ二十歳。あの歌を自信持って解釈し、歌いこなすには早すぎた。ディレクターやアレンジャーの意向が大きかったのも間違いない。

■岡田有希子自殺の経緯

サンミュージックの責任は大きい。「飛び降りは予想できなかった」という弁明(一部、世の見解)は100%納得できないにしろ、半分くらい認めるとして、一度自殺未遂した18歳の子を、取材陣が大勢詰めかけるであろう事務所に連れていった意味がまったく理解できない。

■おニャン子クラブの永田ルリ子と白石麻子のソロ歌手デビュー問題

当初は、「なんとかならなかったのか」という考えが強かったが、実際、ディレクターの笠井一二氏から話を聞き、仕方なかったという考えに変わる。あらためて振り返り、現実問題として本気でレコード会社が売りたいと考えたなら、話は進んだと思われる。

■イエローキャブ商法

水着グラビアで名前を売り、徐々に着ていく(タレントや女優仕事の増加)というプロセスが元来、グラドル道の王道と思っている。ただし、30代のグラドルが当たり前となり、大人のセクシーさをウリにしていくという昨今の流れは理解できる。

■小倉優子のこりん星の話を最初に活字にした

主張でもなんでもないが(笑)、厳然たる事実。『ベッピンスクール』2001年6月号の表紙インタビューで、たまたまその話を聞き出し、「おもしろいんで載せちゃっていいですか?」とマネージャーに確認したうえで掲載。その後、『ボム』や『アップトゥボーイ』などに出まくるようになった彼女だが、こりん星の話は一切出ず。2002年春以降になって、ようやく話題に上がるようになったのだった。

■相澤仁美のAV出演疑惑からの失速問題

自分が担当していた『グラドル番付』で早々に横綱に据えた人気グラドルの騒動。なんら弁明がなかったのが悔やまれる。準レギュラーの『ゴッドタン』で公開裁判やって、笑いに変えていただきたかった。

■昨今のグラドルのイメージDVDの疑似シーンについて

基本なくていい立場だが、森咲智美さんあたりの頑張ってるシーンを目の当たりにすると、「あってもいいか?  いや、あったほうがいい」という思考に……(おい)。大事なのは本人の強い意思ですね。後々になって「ほんとはやりたくなかった」とか言うならやらなくてよい。

2000年春、売れっ子ライターの金井覚(自分より2歳上)に「織田祐二というライターはオレの原稿をパクっている」旨、ブログや誌面(コアマガジンの『ホイップ!』)で書かれる。自分はすぐに誌面(確か、バウハウスの『Dr.ピカソ』)で「お前の原稿などパクるわけがない」と反論。論争はそれ以上広がらず。

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