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グラドル自画撮り部8周年を前にして、8年前におこなった倉持由香とうしじまいい肉の対談/「グラドル自画撮り部立ち上げ」対談をここに掲載

倉「自画撮り部を始めたキッカケは、元々、尻職人として去年の春頃から一人でコツコツ自画撮りをアップしてたんですけど、そのうち夏ぐらいまでにフォロワーさんが8千人とか9千人とかまで増えて……。そんなときにうしじまさんがリツイートしてくれたんですよね」
うし「ああ、そうだそうだ」
倉「それでワタシ、うしじまさんが大好きだったんで、すごく嬉しくて、それからツイッターで会話するようになって」
うし「ワタシも知ってたんだよね、『アナタ、空手女子高生だった人でしょ?』って(笑)。『元気に活動してるんですね』とか言ってるうちにDVDの衣装のプロデュースの話が出て、そこからは早かったよね」
倉「おかげさまでDVDはアマゾンで1位にならせていただいて。この3rdDVDがなかったらワタシ、ここにいないと思うぐらい転機になりましたね。生きてきた中で一番泣いたし」
うし「フフフ。でも今回だけじゃなくて今後もっといいことあるから大丈夫(注.新作でもプロデュースが決定)。ただ、自画捕り部についてはちょっと心配なとこもあるんだよね」
倉「部員が280名とか大人数になって、今後のことは役員メンバー(吉田早希、塚本舞、原田真緒ら)で話し合ってはいるんですけど……」
うし「今後自画撮り部を盛り上げるんだったらさー、自画撮り部の人を使ってお金にするって考えるほうがいいんじゃない?」
倉「でも、なかなか難しくて」
うし「事務所を跨いでるから?」
倉「ていうか、いまって仲のいいメンバーで始めて、大人の手が一切かかってないっていうのがウケてると思うんですよ。イベントとかはやりたいなとは思うんですけど、グッズ化とかになったときに、たとえば部活のTシャツ売ったら、売上金どういうふうに分配するの? とか」
うし「写真集出すとかは?」
倉「写真集は出したいですねえ」
うし「だったら早く出したほうがいいよ。『自画撮りコスプレーヤー』なんてのももう出てるから……。ただ、出版社通すとお金かなり取られちゃうから(笑)、自分のとこで出すべき。売れた分だけ参加した事務所で分ければいいから」
倉「でもそうするとウチの事務所だけが儲けてるとか思われそうで……」
うし「ちゃんと会計出せばいいわけでしょ」
倉「雑誌にいっぱい出て、新作映画とかゲームショウとかのイベントに呼ばれるような感じが一つの理想なんですけど……」
うし「でも、イベントも金になんないでしょ?」
倉「知名度次第だとは思うんですけどね(苦笑)」
うし「うーん、それよりも部の名前で写真集出したり、DVD出すほうが現実的だと思うけどね。テレビに出るとか、そこまで行ったらまたステージは違ってくるんだろうけど」
倉「とりあえず春ぐらいまでにはなにかやろうって考えてます(笑)。でも、T.M.Revolutionの西川さんが部に賛同してくれたり、山田五郎さんがワタシを『着地点の見えないアイドル』と評してくれたり、流れは来てると思うんですよ」
うし「いまのグラドル界に対しては、衣装のこととかワンパターンの水着のこととか、いろいろ言いたいことあるんだけど、アナタがやってることは認めるよ」
倉「ありがとうございます(笑)。ここ5年ぐらい、雑誌でのグラドルのページが少なくなっていましたけど、去年ぐらいから確実に増えてて、この流れは壊したくないんですよね。その意味で、自画撮り部の活動は大切だし、グラドルみんなでシーンを盛り上げていきたい」
うし「今のグラドルの子に言いたいことはちゃんとヴィジョンを持てってことですね。AVの子達もヴィジョンのない子が多いんですけど、その分、お金は欲しいっていうのがあって、まだわかりやすいから」
倉「ハハハ」
うし「ワタシだったらそういう女の子用にマニュアル化したものを作って教えてあげられるんだけどなあ。グラドルの子はね、幸せになるためにもっと考えなきゃダメだよ」
倉「ただ、うしじまさんの発言や写真に影響受けてる部員さんは結構多いんですよ。だからその辺も含めて部を活性化していけたらいいと思ってます」
うし「彼女みたいな子ばかりだったら心配ないんですけどね」

(構成・織田祐二) ※『EX大衆』より。取材日は2014年2月24日

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