2012年7月15日の夜中の午前2時、我が体から勢いよく飛び出したもの
引っ越しにむけての片づけ作業をしていたら、机のあまり使わない抽斗の奥からこんなものが出てきた。小さな透明袋。「7/15 AM2:00」と書かれている。
思い出した。自分の体から出た結石だ。年は書いてないが、確か、2012年。
2005年から2012年ぐらいにかけて、自分はしばしば結石に苦しめられた。夜中飲んでるときに急に痛みを発し、耐えかねて、救急車を呼んだこともある。最近は痛みの症状はないが、腰のあたりの特有の違和感(わかる人にはわかる)や陰茎の内部や、つけ根の特有のムズムズ感(わかる人にはわかる)、薄い血尿(経験上、結石絡みでほぼ間違いない)はたまにあり、小粒のものは依然、何個も生み出されているのだろう。
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この石が出た時期は、痛みがMAX状態。自分は2005年に結石の破砕手術を試みているのだが、痛みから解放されたのも束の間、数か月後にまた発症したので、手術は無駄な抵抗と信ずるようになっていた。結石体質の人は次から次にできる。なにより8万円という手術費は容易に何度も出せるものではない(いまはいくらぐらいなのかしら)。
病院から貰った痛み止めを飲みつつ、横になって耐えるしかない。出てくるのを待つしかない。出てこないまでも、狭い尿管から広い膀胱に移ってしまえば痛みは皆無になるので、それをひたすら待つ。
あのときも数日かけてなんとか尿管を移動して、膀胱に入ってくれたので、ホッとした。が、すぐに尿道のほうに移動したようで、また痛みが。再度、激痛。手術したときの大きさは9ミリほどだったが、今回もそれに近い大物だろうと予測した。
ウンウン唸りながら、夜、なんとか眠りについたわけだが、夜中、妙ちくりんな陰茎の違和感で目が覚めた。陰茎の中が痛痒い。そうして、にわかに生じてきた尿意。
「これは出るかも、いや、出るな」。結石歴7年選手は確信した。石を保管したかったので、洗面所に行き、洗面器を用意。いざ、そこへ放射。
ところが出ない。おしっこは陰茎の途中まで来てるのがわかるのに出ない。石が陰茎内で詰まり、おしっこが堰き止められてる状態だ。気づけば、陰茎が通常の5、6倍に膨らんで、限界寸前(?)。イキってイキってイキった瞬間、スポン!という感覚のもと、おしっこが堰を切って大放出。同時に出てきたのが、写真の石だった。
9ミリまではないが、そこそこの大物。ゴツゴツギザギザした威容が不気味で憎々しい。
そんな経緯をすっかり忘れていた。もう12年前か。やっぱ、片づけは大事ですね(この結論でよいのか)。