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工期についての考察

昨今、建設業界全体にわたって、工場・倉庫の納期が長くなっています。
その原因について考えてみました。

①パンデミック後、物や人の流動性が低下。材料の納期遅延・現場人材不足

②国産紛争の影響によるウッドショックによる木材高騰・不足による工事の遅延

③インフレによる高騰した工事費用に対する銀行融資稟議の長期化による工事着工の遅延

④電材メーカーの電材の製造上の問題による材料出荷停止の影響による工事の中断・遅延の発生

⑤2024年4月からの建設業における労働時間規制の適用による工期の延長

⑥猛暑による現場作業効率の著しい低下による工期の延期

等々です。

納期に関しては予期せぬ状況などが発生した場合も想定し、慎重な対応を常に考えておく必要があるかと思われます。

短工期を目指している「YESS建築」工法のビルダーとしては、

・早い段階から、工法・工事内容の十分な検討をおこない、工事工期を短縮
・基礎工事や外構工事も含め、信頼する協力会社とのスムーズなやり取り
・現場の整理整頓、熱中症対策を心がけ、安全に予定通りに進める環境作り

これらを心がけて解決策を見出していきたいと考えています。
I Padでのやり取りなど納期短縮や迅速対応につながるITの取り組みも、現在進めているところです。

もちろん、現在すでに使っているyess建築工法ならではの即座に見積書や平面・立面図の出力完成図の出力ツールを活用することは、言うまでもありません。



(社長 大日向)