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バンビエン(ラオス )一人旅の極意

一昨年に、たまたま5日間の休みが取れたのでラオスのバンビエンに旅行したのだが、とても面白い国だったので紹介したい。

まず、ラオスは社会主義国家で、国民性も日本人と比べるとかなり大雑把で良い意味でのんびりしていた。人々の激しい競争もなく、観光客にしつこく声をかけてくる人もいないのだ。僕はタイ経由でバンビエンまで行ったのたが、隣の国とは思えないくらいタイのそれとは違っていた。


僕が行ったバンビエンという街は、首都ビエンチャンから車で5時間ほど行ったところにあるとても小さな街だ。

バンビエンのバスの駅。山奥の中にひっそりとある街という感じ。

片側一車線の山道をミニバンに揺られながら5時間走り、着いたのがこちらの駅だ。かなり田舎である。


そして一泊3ドルの宿に荷物をおき、街に出かけて最初に見つけた看板に、”アヘン 、コカインマジックマッシュルーム、LSDあります”と英語で書いてあるのだ。
一応調べてみたが、もちろんラオスでもドラッグは違法なのだが、バンビエンではほとんど黙認されているようだ。


そして次にカフェに行くと、メニューにマリ○ァナケーキや、マジックマッシュルームのオムレツなどが売っていたのだ。店員に確認すると、やはりラオスでは基本的にドラッグが黙認されているらしい。だが興味深いルールがあった。ラオスではもし誰か一人がマリ○ァナを持っていたら、その場にいる友達全員が罰金5万円ほどを払わないといけないというルールがあるようなのだ。


つまり、もしあなたがマリ○ァナを持っていると、一緒にいた友達も全員同罪で、5人いたら25万円払わなければならないのだ。警察に捕まった時点でパスポートなどの身分証を取り上げられ、罰金を払わないと返してもらえないらしい。


なぜカフェでマリ○ァナが買えるのかというと、カフェのオーナーが警察に賄賂を払っており、店内にいれば高まる事はないのだそうだ。そんなに分かりやすく裏取引して、それがまかり通るくらい国がおおらかという事なのか。カフェ店内ではヨーロッパ人と見られるグループが葉巻状のマリ○ァナをスパスパ吸っていた。


さて、いきなりドラッグの話になってしまったが、バンビエンではアウトドアの遊びも面白い。

日本円で約一万円ほどで乗れる気球があり、毎朝街の上空にはさまざまなデザインの気球が浮かんでいて、見ていて楽しいものだ。

バンビエンで見かける気球 -TABIZINE-より引用

気球ツアーはだいたい早朝から行くのだが、山々に囲まれたバンビエン の早朝の空気はとても澄み渡っていて、綺麗な朝日と山々の壮大な自然を眺めながらの空中散歩は感無量だ。もしバンビエンを訪れる際は是非利用してみてほしい。

次にチューリングと呼ばれる川下りがまた面白い。

ツアーの事務所に行って900円ほど払いチューブ(大型車のタイヤのチューブ)をレンタルすると、川まで送ってくれて、帰りもまた街まで送ってくれる。(荷物の預かりサービスは無いので、必ず防水鞄を用意するなどしないと大変な事になる)

バンビエンの川。欧米人グループがビール片手にチューブに揺られながら流れていく。

https://wow-cambodia.com/laos/tubing 引用

乾季だと川の流れが遅すぎて全然進まないので暇らしく、雨季は川の流れが速過ぎて危ないので、ちょうど間が良いらしい。が、それがいつなのかは全然分からない笑笑。

川を下っていくと、所々にバーがあるのでそこでbeerlao (ラオスビール)など色んなドリンクを楽しむこともできる。このバーにはおかまが多数働いており、男一人で行った場合には宿はどこかとか今夜遊ぼうだとかしつこく絡まれるので注意が必要だ。


夜のバンビエンは、観光客がバーに集まり大賑わいになる。外では屋台でお土産が売ってあり、歩いて回るだけでもなかなか楽しい。なんせ物価が安いので、財布を気にせずお酒を飲み食事を楽しむことが出来るのが最高だ。

南国あるあるなのだが、みんな旅行者だし気分が良くなっており、一緒のテーブルに座る人達と仲良くなりみんなでお酒を飲めば一気に旅してる感を楽しむことができる。

そんなこんなで最終日に来た道をそのまま戻りバンコクの空港まで向かうのだが、これまたラオス あるあるで、バスのタイヤが途中でパンクし、タイヤ交換の間30分ほど待たされることに。運転手もタイヤ交換は慣れているようで案外すぐ終わるが、もし飛行機の時間をギリギリに取っていると遅れてしまう可能性もあるので、ラオスに行く際は気をつけておこう。

そして無事国境を超え、バンコクの空港に着き、無事ラオスのにとりたびは終わった。

今回の旅は4泊5日だが、移動も考えると3日間ほど自由に遊べた。日本はおろか、タイに比べても物凄くのんびりとした時間が流れていて、かなりリラックスできる国だ。もし興味がある方は是非訪れてみてほしい。


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ではまたっ。

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