ブロックチェーンでできる・・・


最近読破した書籍の忘備録と感想文(笑)です。

幻冬舎出版、瀧澤龍哉著、1300円+税
「ブロックチェーンでできる30のこと」
です。

個人的には、ブロックチェーン、DeFi関連の書籍は読んできたのですが、何気に、どの本も文章だらけ(笑)なので、読みづらかったという印象でした。ただ、この書籍は、原則、イラスト付き(笑)。イラストがついているから読みやすいというわけではないのですが、単元に書かれている文章内容を1、2枚のイラストでわかりやすく説明されています。このイラストがあるおかげで、内容が頭の中に映像として残るようになっています。

さて、内容ですが、最初に「ブロックチェーンって何?」から始まり、事例を30+1紹介してます。ブロックチェーンの説明はかなり平易な言葉で説明されており、一般的なブロックチェーン関連本では100ページぐらいあるだろうなという内容を、簡潔に書かれています。事例に関しても、現段階で実施されている、もしくは、開発されている内容を書かれていますので、海外ではこのようなことが行われているといった、情報を得ることができます。

最後に、用語集もついてますので、結構お得ですね(笑)。

ブロックチェーンの入門書としては、かなりお勧めできる書籍です。久々にみる良書だと思います。

ここからは、私の忘備録

医療機関データ保管に関しての記述
著者も書かれていましたが、久々に病院を受診すると、既往歴、服用歴、アレルギー歴等を毎回問診される。診療上仕方ないことですが、考えてみれば、ブロックチェーン活用すれば、普通に、解決できる内容の気がします。電子カルテ、電子薬歴のアプリもくしはソフトは各会社でフォームが異なるため、異なる医療機関では、全くといってデータ共有はできないのが現状ですが、フォーマットさえ整えば比較的簡単にできるかと。

将来、マイナンバーカードを保険証の機能を持たせるといってますが

それよりかは、マイナンバーカードに秘密鍵の役割をもたせて、各医療機関での受診歴や服用歴等を、ブロックチェーン上で閲覧すれば、いいのでは?と普通に思います。

と書いていたら、このような記事を見つけました。

マイナンバーカードと公的個人認証制度の概要について

マイナンバーカードの利便性の抜本的向上

マイナンバーカード、秘密鍵の機能あるじゃないですか(笑)。ブロックチェーンのフォーマットさえあれば、技術的になんの問題ないことが分かりました。後は、医療業界の心持次第で、また医療が変わるかもしれませんね。

最後に、この書籍を紹介してくれました、サロン理事長に大感謝^^

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