原作読み込みすぎ!?~ミックスナッツ歌詞考察~
どうもローレン(またの名をテリー)です
今回はOfficial髭男dismさんの楽曲「ミックスナッツ」を考察していきます
この曲はアニメ「SPY×FAMILY」のOPとして有名ですが、歌詞を見ていくと髭男の「SPY×FAMILYに対しての愛情の強さ」を感じるので最後まで見てくれたら嬉しいです
ただし1つだけ注意してもらいたいのは
ここから先はネタバレがかなり盛り込まれるので
まだ見てない方はアニメだと1話から12話まで
(OPでミックスナッツが使われていた期間)
単行本では1巻から3巻までをどちらか最低限見てからこのnoteを読んでくれたらと思います
それではスタート
そもそも
そもそも何故
「ミックスナッツ」というタイトルなのか
それはアーニャの好きな食べ物がピーナッツであることに由来しています
そして主人公たちであるフォージャー家が他と違い、仮の家族であることをナッツ(一般的な家族)とピーナッツ(フォージャー家)の関係性からこのタイトルがつけられました
この地点でもう愛情が注がれているのが伝わりますよね
歌詞考察
前置きが長くなりましたが
ここから歌詞考察をしていきます
世界は普通の家族が色々な場所で出会い
そして結ばれ寄り添うという一般的な光景です
そんな世界に紛れ込んできた家族だけど家族じゃない、まるで名前にナッツとあるけどナッツの仲間ではないワケありのフォージャー家は家族のフリをして笑っています
フォージャー家は表向きは家族だけど、あくまでそれはうわべだけであることから彼らには裏があり、テーブルを囲む一家団欒の時でさえ普通の家族じゃないということを暗示しています
フォージャー家はそれぞれ素性を隠して生活する取って付けたような家族であり、本当のことを言いたいけど言えない様子をミックスナッツを食べた時に歯に挟まって取れないもどかしさをここで表しています
そうした形を壊さぬようにしていくのは不安だし
成り行きに任せる、仮の家族として過ごす日常のなかでも私と貴方がいるというたった1つの事実
それだけで「食事することで満足感を得られすぎるくらい(胃がもたれる)幸せなんです」と伝えています
ここでの「ピーナッツ」はアーニャのことを指します
彼女はロイド(フォージャー家の主)と出会う前に
施設を転々としており、ロイドが引き取る時は問題を解いて頭の良さをアピールした(実際は能力を使って答えを導いた)ものの、勉強が出来ないことがバレてまた施設生活になるのが嫌だったために
どんなことがあっても決して折れないから家族として認めてほしいというアーニャの思いが込められています
普通の家族とフォージャー家は
ピーナッツとナッツの
木の上で実をつけるか地面の中で実をつけるかの違いしかないように似てるものであり
いずれにせよこの2つが育つように雨を降らせてほしいものですね
時には星が見えなくて雷が打ち付けることも
音が出るくらい強く冷たい雨も降るだろう
それと同じくアーニャだって学校の中で問題を起こしてトニト(雷)を貰ってステラ(星)が見つからないこともあります
デズモンド接触の任務を遂行するためには
アーニャの学校での行動が大事になってくるわけですが、そこではミスだらけ。でもロイドは手を出せないので彼女のアドリブに任せるしかない
ただそんな日常も所詮ミックスナッツの中の一欠片でしかないから腹にしまい込んで切り替えて行きましょうという精神を感じ取れます
とっておき(ナッツ)でも出来合い(ピーナッツ)でも袋に詰められてるなら残さずに全部食べ切るべき
そして普通も正解もない生活の中で(以下略
そして数ある中から出会ったフォージャー家という「奇跡」「幸せ」をミックスナッツを食べるように噛み締めていって曲が終了になります
おわりに
いかがでしたでしょうか?
個人的には「胃がもたれる」という表現がかなり好きです。
胃がもたれるというマイナスな表現をプラスに言い換えられるのが彼らの凄さなのかなと感じました。
このアカウントでは拙いながらも
私自身の考え、考察をしていくnoteが中心になるので面白かった、または共感したと感じた方は評価をお願いします
ここまでご覧頂きありがとうございました
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