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療養生活の終わりに

・今日で療養期間が終わります。
コロナから復活した芸能人なんかのニュースも結構増えてて、「オッ、同期じゃん」みたいな謎の親しさが湧いてくることもある。

・ホテルから出てくる時、役員みたいな人が「お疲れ様でした」と送り出してくれるのだが、「お疲れ様でした」って何だよって思った。けど、別にお客として宿泊したわけではないし、ましてやこの役員さんだってホテルの人ではないかもしれないし、お金は払ってないわけだし、……って考えると、こういう時に適切なあいさつって「お疲れ様でした」なわけか(まあ、他にないというだけなのだけど)。

暑い中ご苦労様です……という感じでァザマァスとボソボソ言いながら退所。

10日間ぶりに外の世界に放り出されて、妙な疎外感というかぽつーんとしている感覚があったよ。真っ先に思うこととしては暑いってこと。この暑さでさえも今はもう懐かしくて、うれしい。健康に感謝だぜ。

""""世界""""""""""""じられる喜びーーーーーーーーーーーーー

・とは言いつつも、たしかにこのままずっと社会から隔離されていたかった、みたいな気持ちもあり。なぜなら人の中で生きるということは傷つけあうってことだから……。
ていうか単純に明日からアルバイトに復帰できる気がしない。全てを忘れてしまった気がする。怖い。けど今日は早く寝れそうだし、いい感じの睡眠が取れる気がする。ので、頑張って出勤する。そして働く。ぞ!

・療養期間、まともに生身の人とコミュニケーションをとらなかったせいもあるのか、元の性格ゆえか、恐ろしく気分が乱高下してしんどかった。
生身の人とコミュニケーションをとってもしんどくなるし、取らなくてもしんどくなるんだからほんと何なんだ?
コロナにかかって一番しんどかったのは、ひょっとして気分かもしれない。わたしの場合。

いや。と思ったけど普通に喉が爆腫れて喋るのも飲むのも食べるのも辛かったほうがしんどかったわ。
声が思うように出せないから鼻歌歌ったり叫んだりもできずストレスだったし、食べ物を(イテェ〜)と飲み込むのもキツかったな〜

・わたしは割とすぐ熱も下がり、喉の腫れと咳が少しばかりしつこく残ったけど、それも今はほぼほぼなくなったので、療養期間の最後の方はずっとNetflixとYouTubeと本とで時間を潰せていた。ぶっちゃけ最高だった。
社会の時間から置いていかれる寂しさとか疎外感はあれど、部屋から出なければ何をしてもいいというこの環境は、正直望んでいた。
療養期間という大義名分のもと、心の中を迫り上がってくる〆切達を鎮め(あとでつらいのはぼく)、ず〜〜〜っとのんびりできた。

まあそんな人生のバグタイムは永遠には続かないみたいなんでねぇ……。しょうがないねえ……。

・療養期間中に見たものの話するか。

・『化物語』
なんか見たはずだけどほとんど記憶がないから改めて見た。
新房昭之とイヌカレーで好きに決まってんじゃんってところなのだが、自分が思っている以上にわたしはどうやら神谷浩史の黒髪主人公のことが好きっぽい。阿良々木暦然り、絶望先生然り……、折原臨也もカウントしてい?い?

それでもラブコメの主人公のこと、許せない気持ちはあります。ずるいから。

・『マイネーム 偽りと復讐』
最近韓国ドラマを見始めたので、見た。
スパイものでめっちゃくっちゃに暴力が横行するのだけど、アクションもかっこいいので見応えがあります。あとわたしはガンジェみたいなアウトローイカれポンチの暴力に弱いらしく、最悪なときめき方をしてしまいました。(懺悔)
アン・ボヒョン演じるピルトがマジでかっこいいのでおすすめです。

・氣志團『喧嘩上等』のMV

なんか印象に残っちゃった。
すごい良い感じだって、見ればわかります。
テレビで前工藤静香といっしょに歌ってたな。アレめっちゃよかったな。

・まあでも、社会生活のレールから一度外れるの、悪くはなかったけど、コロナになりたかったかと言われるとマジでなりたくなかったです。
普通に楽しみな予定いくつか潰れたし、バイト先に連絡するのとかマジで辛かったし、なるもんじゃねえ〜〜〜!!!!!!!!!

しかし今時気をつけててもなるから本当にねえ。耐え忍ぶしかないのかもしれん。

生きるしかないよっ!!!!!!!!!!!!!

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