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ことば





昨日喫茶店で読み始めて、読みきって帰った本。
大好きな本になった。



良い、とか、
納得した、とか、
心の底から共感した、とか、
そういう2番目の感情は置いておいて、



ただ、読んで、
胸にぐっと来て、残った。そんな言葉です。



「自分というものを一度捨てなきゃいけないときがあるんだぞ。もともと、大した自分じゃないんだし」



「人はやはり、話してみて初めて分かるのだ」



「そう言われると下を向くしかなかった。でもどういうわけか、僕には、酔ってもぐらつかない言葉がまだ残っていた」



「少なくとも生ある限り、消えないものを残そうとしている。残像にはならない何かを」



「高田馬場から四谷まではけっこうな距離だったが、夜明けを待ちながらその一歩ずつが、僕の人生に於けるあらたな日の出と重なり合っているように思えてしかたなかった」



「作業部屋はとても小さかったけれど、そこから何処へでもいける道が延びているような気がした」





酔ってもぐらつかない言葉〜〜のやつ、好きだ。
そんな時が私にもよくある。







今日もその本の好きなページをパラパラとめくりながら1日を過ごしました。




なんだか胸に残る言葉をたくさん感じて、いちいち噛み締めて生きていきたいと思う。
自分の感情も、自分が楽だから、と簡単に流したりしないようにしたいと思う。





悪い気持ちも良い気持ちも、今は全部同じように向き合いたいと思っています。
生きやすく生きたい、という気持ちはあまりないので。
生きやすく、コントロールして生きるのは、もっと先で良い。




今夜は朝まで閉まらない喫茶店に行きたいと思っている。







2019.01.26




#日記

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