下肢深部静脈血栓症になりました①

今回は診断の経緯や日常のことなどを書く前に、血栓症について
書いていこうと思います。

はじめに

2014年8月に下肢深部静脈血栓症と診断されました。

現在は慢性期で、左の太ももに約5センチほどの血栓が
深部静脈に残っていて、もう溶けないだろうと言われています。

なぜ、病気のことを書こうかと思ったのかというと、
私の場合、診断がつくまでに約5ヶ月かかりました。
診断されるまで通院していましたが、段々と足の色が悪くなっていき、
知人には正直、足を切断するんじゃないかとも言われていました。

病名がわかってホッとしたと同時に、
もっと早くにわかっていればよかったということでした。

このNOTEは自分の備忘録であると同時に、
誰かの参考になればと思い、書くことき決めました。

①血栓症とは

ざっくりわ言うと、血管内に血栓という血の塊ができて、
血の塊が邪魔をして血流が悪くなる病気です。

わかりやすくいうと、血管内の血流を川、血栓を泥と想像してみてください。
泥もなくキレイな川だと、水は流れていきますが、泥があるところは、
川幅が狭くなって流れが悪くなります。
また、流れが悪くなると、泥が同じところに積もっていき、
いずれ川の流れがせき止められた状態になります。

こういう状態が血管内で起こっていて、普段は血栓も血流がよければ、
自然に溶けて流れていきますが、
ちょっとしたことで血の塊ができて、血流が悪くなると
血栓症、塞栓症になっていきます。

②そもそも血栓ができるのは


血栓ができる理由は外因性と内因性の2つだそうです。

簡潔にいうと

<外因性>
怪我をした時に血管が損傷され、失血しないように血が凝固する
(イメージ:かさぶた、打撲)
<内因性>
血管は怪我や損傷はしていないけど、ある環境下で血が凝固していく
(イメージ:血液がドロってなっていく)

③血栓症は2つある

血栓症には動脈血栓症と静脈血栓症があります。

動脈血栓症・・・脳梗塞や心筋梗塞
静脈血栓症・・・肺塞栓症、深部静脈血栓症、またの名をエコノミークラス症候群とも言われいます。

私の場合は左足の下肢深部静脈血栓症で、
下肢静脈の場合は、だいたい左足と多いとされているようです。

④下肢深部静脈血栓症とは

まず深部静脈がどのあたりにあるかというと
私が聞いた説明では、表面に見えている血管ではなく、
もっと奥深く筋肉の中にある血管だそうです。

その深部静脈になんらかの原因で、下肢=足に血栓がある状態です。

私の場合は左足に、下記のような主な症状がでます。
①太ももか足先に向かって全体的にだるい
②ふくらはぎが痛い
③とくにふくらはぎあたりが膨張するので、左右比べると赤黒い
④左足に力が入りにくいかなという感覚

おわりに

診断後、日常はどういった感じで過ごしていくのかがわからないまま、闘病がスタートしました。

ネットで探すと専門的な論文のようなものは見つけることができたりもしますが、

なぜなったのか、どうやってわかったのか、普段日常で気をつけていることなどを、私個人の場合を書いていこうと思います。

これからどうぞよろしくお願いします。

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