あなたは誰に入れる？都知事選2020

都知事選がありますねー

そもそも選挙が公正に行われている前提で出向くなんて、自分はお人好しかもしれない！？

なんて事まで考えながらも、兎に角行くしかないのが選挙。

何かしら発言したいけど「みんな選挙行こうね！」的な事だけ言っててもしょうがないし、僕みたいな人間をフォローしてくれている皆さんは言われなくたって行っているでしょう？

一つのトピックとして皆さんと共有したい気持ちはあれど、不特定多数が繋がっているようなSNSで限られた文字数で語れる事では無い気がしていたわけです。

なぜそう判断したかをちゃんと説明しないと、極端に言えば０か１かみたいな形で特定の政治団体と紐づけられかねないですしね。

そういうレッテルはこと音楽をやっていたり、作品を作っているような人たちにとっては邪魔なものでしょう。

その点、ノートのような空間にわざわざ飛んで来て頂ける方というのは、きっとその辺を通りすがる人よりは何倍か、興味を持って理解してくれるんじゃないか？という信頼感を得つつ、今回の都知事選について書いてみたいと思います。

で、今回の選挙もいわゆる無党派層はかなり票が割れそうな気がしませんか？

ニュースはほぼ見ていないんですが、おそらく小池さんに対して宇都宮さん、山本さんがどうなるかという構図かと思います。

自分としては自公に支持されている小池さんの続投は無いので、少なくとも宇都宮さん、山本さんのどちらかになって欲しいなと思っています。小池さんじゃなければ多くの方もこの二人が候補になるんじゃないでしょうか？

その上で、山本さんが後から出馬した事により宇都宮さんに入るはずだった票が割れて、最終的に小池さんが当選するということがあったら嫌だなぁと思っているわけです。

では宇都宮さんと山本さんに注目した場合に、どちらを選ぶのかと言われれば、、自分はこのまま行くと宇都宮さんかなぁと。

多分、若い人は山本さんに入れようと思っている人も多くいるんじゃ無いでしょうか？

山本さんはエネルギッシュだし、元芸能人で知名度もあるし、党を組んでいる。弁も立つし、先の衆議院選での三宅洋平さんの応援などを通じて音楽界隈の人でも山本さんに期待をしている人もいると思う。

僕も山本さんに注目して以前からチェックして来てました。

でもでもである。

『カネ』とか『くばれ』などという言葉が聞こえてくるたびに、『ん？』と引っかかる自分がいるんですよね。コロナでお金に困っている人たちが沢山いるからこそ、そういう鬱憤パワーが安易に利用されていやしないかな？と思うわけです。

また、単純に昔の芸風から毛嫌いしている方が高齢層に多いと思います。

かたや宇都宮さんもずっと注目して来ました。

ご本人も自分で仰ってましたが、他の二人に比べたらすごく地味な印象ですよね。そして宇都宮さんの言葉を聞いていると、本当に当たり前の事を、当たり前に喋っている感じがします。

今の行政が効率的に出来てないのはみんなヒシヒシと感じていると思うし、若い人の知恵で変えていかなくちゃいけないんだけれども、オリンピックもすっ飛んじゃって先行き不透明な今のTOKYO。都市として真の成長をする為には、一旦落ち着かなきゃいけないんじゃないでしょうか？

山本さんに期待する心境って、アニメや映画で大技を繰り出すスーパーヒーローが全てのことを一瞬で解決してくれることに期待するようなものに似ている気がするんですよね。一応断っておくと、彼にそれが出来ないなどと言っているわけではありませんよ。

ただ今の状況を変える為には、ゆっくりと平穏に多くの人が納得できる形の決定をじっくりやってくれる人が良いんじゃないかな？と僕は思っていて、宇都宮さんの方がその人物像には近いかなと思います。

また単純に人口の多い高齢者層が多く投票するであろう宇都宮さんに入れた方が票がまとまるかなぁというのもあります。

これは100%それが正しいだろうという訳でもないですし、絶対山本さんに入れると決めている人を説得する気はありません。ただ迷っている人や多く人の意見を聞きたいと思っている人に対して、一つの情報になれば良いかなとは思います。

ちなみに何年か前にTwitterで宇都宮さんや小池晃さんをフォローしたらフォローバックをしてくれて相互フォローになっていますが、僕は共産党を応援しているわけでもないですし何の絡みもありません。

むしろ、選挙って本当にちゃんと集計されているのかな？という疑念が一番強いです。もしくは宇都宮さんや山本さん含めてのプロレスだったら…？なんて事も想定しているぐらいです。

ちなみに、山本さんは宇都宮さんの政策をどう思っているんでしょうか？野党が連立で応援しているからアンチなのでしょうか？

もし山本さんも一緒に宇都宮さんを応援する立場を取っていたら、小池さんの再選を阻むには一番良い策だったように思うのですが。

もしくは山本さんが集めた支持者を引き連れて、マニュフェストを宇都宮さんにのんでもらいつつ合意して援護に周るなんて道があったら、すごく心強いんですがね。

ところで選挙の結果、自分が応援した人があっさりと負けてしまったらどうでしょう？

「どうせ選挙に行ったって世の中は変わらないよ」という気持ちの人が多くなってしまうのが一番良くない状況だと思います。そういう思いは気づかないレベルでじわじわと生活にフィードバックされている場面があるかもしれません。

では見えない箱の中で行われている選挙に行くことに何の意味があるのでしょうか？

僕はやはり少なからず話すことをしていかないと意味がないのかもな？と思って来ています。

誰にも話さずに自分の書いた候補者が負けるとそれはただの負けになります。選挙に行った分、考えた分だけ損をした気分になりませんか？

それなら他の誰かと一緒だったということが分かったり、色々な人の立場から考察したことを知ることが出来れば、それが一番の収穫かもしれないなと思い始めています。

もしくは自分の推した人が負けたことが他人に分かってしまうダメージのほうが上でしょうか？

もちろん、全ての人が誰に入れたかハッキリさせるべきなんてことは言いませんし、多くの人に影響のあるかもしれない著名人、芸能人やスポーツ選手などなど、色々な柵の中で仕事をしている方々からすればそれは無理なのかもしれません。

はたまた政治に詳しく無い奴が見当違いな候補者を選んでいると揶揄されるのが面倒かもしれません。

でも話す事をしていかないと、こういう日本に起こりがちな風潮はずっと先まで続いていくでしょうし、利害関係で繋がっているような組織、団体が優先されて作られてきた社会構造は変わらないでしょう。

街が成長する為にはそこに住んでいる人たち自身の成長が不可欠でしょうから、選挙に限らず僕ら自身がもっと意見を「戦わせる」ではなく「素直に述べられる」ように、成長していかなくてはいけないなと思っています。

また短期的には自分が損をするような事であっても、社会にとって必要なことをやっていければ、巡り巡って自分や周りの人にもきっといいことがあるはずだと思います。

自分にとって選挙に関して今の考えを皆さんに伝えることは、少なからず気が重たいけれども、やるべきことの一つなので書かせてもらいました。

怒りや恐れから団結するのではなくて、気軽に話せて、同じ目的があるときには共に行動できるような個人個人の集まりになれたらなあと思います。

というわけで東京がもっとスマートで優しく、暮らしやすい街（町）に成長することを願って。

皆さんも実りある選挙を！