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[モンハンNOW]│初めてのカケラ

ただひたすら、★8を探し求める『モンハンNOW』。

私が現在攻略中の4周目に突入したのが10月末。

★8を討伐するようになり始めたのは11月1日のようだ。

それから毎日コンスタントに…とは言わないまでも、結構な数の★8を狩り続けてきた。しかし私の手元には未だひとつも「竜玉のかけら」が届いていない。懐かしのテーブルバグを疑いたくなるくらいに、ただのひとつも見たことがない。


およそ一ヶ月の間、どんなに少なく見積もっても一日あたり三体は倒しているだろう★8は、しかしどの個体もそのカケラを持っていなかった。

だからこの二日間も大して頑張る気になれず、普段通りに★8を倒した。特に初日の昨日は、上の子が熱を出したこともあって家に襲来する大型プラスαといった感じだった。それでも16体の★8を狩った。補填ブーストとは無関係だが、抽選回数を増やすために部位破壊も可能な限り行った。

要らん物ほどよく落ちる

しかしこれらもまた、誰ひとりとして落とさなかった。

レアな素材であるから、簡単には出ない方が良いとは思う。しかし武器1本分の素材くらいは、緊急クエストの初回報酬なんかで配布しても良いのではないか。お陰で私はディアブロスに挑んでは逃げられる日々を過ごしている。あとほんの少しというところまでは削れるので、最適な動きをできればクリアはできそうな雰囲気だ。

これくらい残っちゃう

しかし遠距離武器がナーフされればそれも不可能になるだろう。せめて群発性激重症候群だけは何とか解消されないものだろうか。特にパオウルムーとリオレイア、レイギエナは悪意としか思えないレベルで重い。回避行動が毎回運ゲーになるアクションゲームなんて前代未聞だ。

そんなこんなで報酬消滅補填デーは結局ゴミを普段より多く拾うだけの日となり、そうなれば当然のこと倉庫は悲鳴を上げるのだった。

ギエェエェェ!

オジサンハンターである私にとっては、未だに素材を捨てるという行為自体が受け入れ難いものである。小額でも構わないから、せめて行商人に売却させてもらえないだろうか。世界観を構築或いは維持するためには、そういう細部のディテールにこそ気を遣うべきではないのだろうか。

そんな投げやりも投げやり、ランスの盾だけ持ったような状態の私が会社にむけて歩いていたところ、眼前に★8のドスジャグラスが現れた。言わずと知れた用無しモンスター、無闇に転がるだけのボーナスバルーンだったのが、何故か突然バグ修正という名目で謎の強化を受けた地味に厄介な黄色いトカゲである。

やたらと湧くので討伐数は500を越え、頼んでもないのに捨てにくい玉を寄越してくる面倒な存在だ。余程のことでもない限り友達にはなれないタイプである。

しかし…

初玉

今回トカゲが寄越した玉は、いつもの物とは色が違う。そう、私が一ヶ月探し続けた「竜玉のかけら」そのものだった。散々罵詈雑言を浴びせた後ではあるが、彼となら今からでも関係を構築していけそうだ。

これで漸くストップしていたプケプケ弓の強化を…

…するわけがない。

ナーフ予定の武器に貴重な玉とゼニーを注ぎ込んでたまるものか。少なくとも明日の調整具合を確認するまでは使えない。そして新たな武器の性能次第では、そちらの強化が落ち着くまでは現行のまま進めよう。そしてそれはランスであって欲しい。よし、ゼニーも玉も使わないぞ!

そう誓った帰り道、また同じような場所にドスジャグラスが湧いていた。それも★8だ。

流石にそうそう上手くはいくまい…とは思いながらも、念の為立ち止まって討伐しておいた。夕日をバックに殴り合いながら友情を育むアレみたいなものだ。一方的に撃ち込むだけではあるけど…。

上手くいった

私はただ彼と友達になりたかっただけなのに、彼はまたもや「竜玉のかけら」を差し出してくれた。しかも一枠目という気の利かせようだ。これはもうズッ友レベルではないだろうか。

有り難く頂戴した私は『Trust You Forever』を聴きながら家路を急いだ。

ホントありがとな!

恐らく次にまた竜玉のかけらを手に入れるのは一ヶ月後くらいになるのだろうが、これまで忌避していたドスジャグラス君を追い続けることになりそうだ。

他の武器も強化しないぞ!

さて、明日はどんなバグを見られるかな…

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