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ふわふわ映画感想文

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観た映画(たまにドラマ)の感想。ほんのりネタバレ風味。
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#海外ドラマ

この役者どの映画に出てたっけ病

打ち切りドラマ『HALO』に続き、同じく打ち切られたドラマ『ウエストワールド』を観始めた。 『HALO』を観ていた時、ソレン役のボキーム・ウバイン初登場時、何の映画に出ていた役者かと気になって仕方なかった。後から調べてみると、恐らく私の記憶に残っていたのは『スパイダーマン:ホームカミング』のショッカー役だろうということで胸のつかえが取れた。 ヴィンシャー役のバーン・ゴーマンは『パシフィックリム』の人だ!とすぐにわかったのだが、ボキーム氏については鑑賞し終えても「誰だったっ

プチドラマ感想文│『HALO』

頭が痛いし腰も痛い。喉はイガイガして鼻はムズムズする。ただし熱は無い。この症状は一体何なのか。それがわかったところで治るわけではないので、考えても仕方ない。熱も無いし。 そんなこんなでドラマ『HALO』をシーズン2含め全て観終わった。途中でウトウトしたり熟睡したりしていたので、ストーリーが把握しきれていない。『スター・ウォーズ』かと思ったら『マッドマックス』みたいでもあって、しかも終盤にはゾンビモノになって忙しい。恐らく原作に寄せた一人称視点の戦闘シーンは臨場感とゲーム感が

ドラマ感想文│『Dhootha』ミステリかサスペンスかホラーか或いはコメディ

以前から気になりつつも後回しになっていたドラマ『Dhootha』を観終えた。 後回しになっていた理由は明確でないのだが、観始めるとその正体もわかってきた。幽霊とか心霊とかの所謂オカルト系な話だからだ。配信開始当時の私には、きっとあらすじから何となく察するものがあったのだろう。 ミステリとかサスペンスの要素もあるにはあるが、説得力に欠けるのだ。察しの良すぎる警察官に、イマイチ入り込めない人間関係(人名を覚えにくいのも影響しているだろう)、杜撰な偽装工作、無理のある時間設定な

ドラマ感想文│『ターミナルリスト』

チマチマ観ようかと思っていた「ターミナルリスト」を週末に一気見した。 一気見するくらいには面白かったと言えるのだが、海外ドラマによく見られる展開の「敵の規模が段々大きくなる問題」が本作でも猛威を振るっており、「あれ?GOTG観てたんだっけ?」となる第3話からの第4話で復讐を果たし終わった時点で見ている側は割と目的を見失ってしまう。第5話は全然集中できなくなってしまった。 序盤で最もスリリング且つ魅力的な要素であった「リースの記憶は果たして本物なのか!」という部分は、ペンタ

ドラマ感想文│『ターミナル・リスト』2話まで

Amazonオリジナルドラマの『ターミナル・リスト』を視聴開始した。 主演は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でスターロード役のクリス・プラット。監督は直前に鑑賞した「トレーニング デイ」のアントワン・フークアである。そしてAmazonオリジナルとなれば、ある程度の面白さは保証されているだろうと踏んだわけだ。 実際その読みは当たっており、何だかキナ臭い作戦に身を投じたジェームズ(クリス・プラット)は待ち伏せに遇い、何とか帰国は果たせたものの、それは脳震盪の後遺症と12

ドラマ感想文│『クイーンズ・ギャンビット』

私はチェスのルールを知らない。私がチェスに触れたことと言えば、「デビル・メイ・クライ」に出てきたダムドチェスとか、「ハースストーン」に出てきたチェス的な特殊ルールで戦ったくらいの記憶しかない。色々な映像作品で駒の名前とか浅い用語は知らなくも無いが、基本的には何の知識も無い。駒の動かし方さえ知らない。 そんな私にとって今ホットな本作。随分前から観ようと思っていたものの、実際観始めるまでが長くなってしまったのは、本作が映画ではなくドラマだからだ。私はドラマを観続けるのが苦手で、