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流れ星夏の想いを探してるまだ気づかない君と見上げて

#百人一首恋の巻夏


恋というのは、気づかないくらいがちょうどいい。気づいてしまえば一瞬の光って消える流星のように。あれれ? 好きなのかな? 恋なのかな? ちがうよね? まさかね、……。そのくらいがちょうどよいと思うのは、私の好みです。すみません。

星は好きでしてね、よく眺めました。最近は帰り道に見上げる程度かな。都会の星は少ないです。

学生の頃は流星群の観望へ合宿行きましたね。懐かしいなぁ。山の方へね、防寒して、寝袋とかね、赤いライト。星座早見盤。赤いとね、目が眩しくないんです。

私が好きな時間は、星を見はじめて数分後。目が闇に慣れてくると、満天の星空がわぁーって世界一面になるのですよ。

誰か立っているとね、その影が黒くって、周りが星空になっていてね。素敵だー。

皆が寝静まった頃に眺める宇宙も最高ですね。

それから、日の出の前も良いですね。星が少しずつ消えてゆく。

え?

恋の話は?

ああ。

主人と星を眺めてみたいな、いつか、ね。

(400文字)




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