私はホラーや怖い話は苦手です。
（はじめに）
書き終えて。
私はホラーや怖い話は苦手です。
なので、詩？ ショートショート？ にしてみました。
怖かったです。
勘弁です。
一人でさ。
コツコツコツコツ。
怖い話を書いていた時間は。
手
振り向きたい。
振り向けない。
今、私の肩に手が置かれたの。
冷たくて透明な手が置かれた。
振り向けば？
振り向けない。
だって後ろは白い壁。
振り向きたい。
振り向けない。
だってやっぱり怖いもの。
心眼
心眼で眺める部屋に黒い陰。
心眼で眺める君に白い光。
心眼で眺める私の黒と白と。
それから。
お願い、心眼を開けていて。
早足
早足の夜道。
通りすぎる角。
門の側から静かな眼。
黒い青いい鋭い眼差し。
今宵も何も気付かないふり。
気付かないふり。
怖い話
怖い話をしてよ。
え、いやだよ。
どうして？ お願い！
だって、そこにいるじゃあないか。
……。
ワッ！
キャア！
ハハハ。
ハハ。
……。
……。
……。
苦手
私はホラーや怖い話は苦手です。
どうして？
怖いから。
どうして？
さあ。
信じているからでしょ。
……。
信じなきゃ大丈夫だよ。
……。どうして？
……え？
タイムライン
怖い話がね。
うん。
タイムラインに流れてきてね。
うん。
ひとつ本物。
怖がらせ
怖い話をね。
うん。
話してね。
うん。
怖がらせるなんてさ。
うん。
人間て怖いよね。
だね。
夕方は、夕闇の
夕方は、夕闇の鐘の音。
優しく諭す、早くお帰りなさい。
夕闇は、夜の鐘の音。
静かに諭す、早くお帰りなさい。
夜はね、真夜中の鐘の音。
早くお帰りなさい。
早くお帰りなさい。
早く。
早く。
早く。
宇宙
宇宙を見上げると涙で滲む星々の。
一つ一つは誰かも見上げていた小さな光。
宇宙が見下ろすと涙が滲む人々の。
一つ一つは何時かも見下ろしていた小さな命。
星を見下ろし、命を見上げる。
永遠になり。
宇宙になる。
永遠の愛
二度と逢えないはずの貴方へ。
永遠の愛を誓いますか？
それは永遠の果てに有るといいます。
それは宇宙の果てに有るといいます。
永遠の愛を誓いますか？
スマホに答えは
スマホに答えは有りますか。
段々
段々ホラーじゃ無くなる。
一段。二段。
ところでどうしてさ。上から数えた階段と下から数えた階段と、数が違うんだろうね？
……え？
オバケヤク
立ってただけなのに。
微笑みかけただけなのに。
驚かせないように。
そっと。
そっと
下書きに
下書きに、見慣れない文字。
怖い話だ。
書きかけの。
そして、改行が続く。
（なんだろう？）
（ねえ。この後は？）
知りたい？
（知りたくない！！ ✕ ）
見ない見ない
あ、見てみ。テレビ。
見ないよ。どうせ怖い話でしょ！
違うよ。ホラ。
あ。
黒い画面には。
微笑む貴方と、怖い表情をした私がいました。
あのー。
あのー。
2000字無理なので、1000字で良い？
いいよ。
ありがと。
1000字で終わると、どうなるか知ってる？
えと、……？
今朝
昔さ、起きたらさ。
うん。
君と結婚してた。
え？
夢で。
正夢だったね。
うん。
それで？
今朝起きたらさ。
うん。
……
音楽
音楽が。トンダ。
レコードみたいに。
一瞬ね。
そしたらさ。
うん。
髪を引っ張られて。
うん。
ここだよって。
昔
昔ね。
うん。
未来から来たっていう、自分と会ってさ。
へえ。
明日さ。
うん。
あの頃へ会いに行くんだ。
そっか。
……ありがとうねってね。
鏡をね
鏡をね。逆さまにしても、鏡だけど。
うん。
友達をね。逆さまにしたら、友達かな？
……えっ？
鏡の中の友達は。
友達の中の鏡へと。
書けません
2000字、書けません。怖くって。
弱虫だなー。
触らぬ神に祟りなし、ですよ。
保存
保存し忘れたはずのぼくのnoteが。
夢に出てきた。
慌ててnoteを開いたら。
また書いてねっていうから。
書いて。
保存し忘れた。
2000字のホラー
これ、2000字書いたらさ。
ん？
どうなると思う？
……
終わりに
書き終えて。
私はホラーや怖い話は苦手です。
なので、詩？ ショートショート？ にしてみました。
怖かったです。
勘弁です。
一人でさ。
コツコツコツコツ。
怖い話を書いていた時間は。
（はじめに戻る）
フィニッシュ
書き終えて。
早く。
書き終えて。
早く。
早く。
読み終えて。
早く。
読み終えて。
早く。
早く。
早く。
読み終えて。
早く。
早く。
いやあ、もう無理でして。
ありがとうございました！
いただいたサポートは、本を買うことに使っていました。もっとよい作品を創りたいです。 ありがとうございます。