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お初天神裏参道がやっとスタートラインに立った話

2021年4月10日17時00分、とうとうお初天神裏参道が完成した。
通りがオープンしたのは2015年3月20日だから6年越し、、、いや、お初天神裏参道という名前すら決まってなく、まだ漠然とした飲食街を作りたいなぁと話していたときから数えると15年くらい経ってるだろうか。
今、思えばこの15年は激動だったと思う。

パッと思い出す、出来事を羅列するならば、

高校生の時弁護士さんから「電車の白線の前に立ってはいけない。ホームの真ん中にいなさい」と言われた
父親が防刃服とスタンガンを身を守るために買っててた
父親がいつのまにか住民票を移され、名古屋にいた。そして父親の名を語る人は何故かピンサロの店長をしていた
もともと好きやったけど、なんかほんまにヤバそうやから身を守るために、ブラジリアン柔術習い始めた
裁判の一審判決で敗訴したが、高裁で逆転勝訴し、その報告を聞いて両親と泣いた
風俗がたくさん立ち並ぶ看板や建物がなくなり、飲食店が次々に出来上がっていった
3月20日オープンの時、お祝いの花で文字通り花道が出来上がっていた
その2日後修斗でプロデビューした

全部羅列したら凄まじい量になるので、今後またnoteを書くための小出しにしていこう。

32歳の若造が感慨に耽るというのは、偉そうであり、本当に苦労して、耽る権利があるのは両親だろう。

意味のわからない何十億という抵当権を土地につけられてしまい、裁判に突入したせいで、それまで周りにいた人がほぼ離れていった。

そんな失意の中、家族で集まっている時、今の通り(現お初天神裏参道)はシャッター通りのような真っ暗で怖い裏路地やけど、土地を取り戻したら女の人が一人で歩いていても、平気な明るい路地にしようと語っていた両親。
15年前のあの時の夢がようやく今叶ったのだと思う。

(裏参道になる前の通りの写真)

ここで、やっとあなたの夢叶えましたね!おめでとう!と思われるのだが、実際のところ、大局で見た時、やるべきことの1つが終わっただけで、やることはまだたくさんあって、ジャンプのバトル漫画よろしくでいう、大魔王倒した辺りではないかと僕は睨んでおります。
ということは、ここから地元の王子出てきたり、戦闘力53万のやつが出てきたり、人造人間が出てきたり、吸収して強くなるやつ出てきたり、ちっちゃくなったり、髪の毛青色になったりとまだまだ、やることあるんですよねぇ。
多分、僕はムキムキの大男の背中でお世話になった人に謝りながら爆破して人生終えると思います。

ほんとに書きたかったことは、やっとここからが取り返していくスタートだと思うので気を抜かず頑張っていきますよ!ってことです。

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