コロナ禍での困難な就活を経て入社式を迎えるであろう多くの新社会人の皆さんへ。

まずはおめでとうございます。
皆さんは大変な状況下にありながらも一生懸命企業研究をし、ガクチカを磨き上げ、ESを練り上げてオンライン面接に臨み、今日の日を迎えました。
その努力は並大抵のものではなく、報いられるべきものであることは間違いありません。

しかし、です。コロナであろうとなかろうと、これから上司ガチャ・先輩ガチャに直面する人も出てくるでしょう。
企業は自分の努力で選べても、上司や先輩はほとんどの場合は選べません(もちろん一定期間を経過後に会社の判断やあなたからのアピールによって変わる可能性もありますしあなたから決別する選択肢もありますが)。
いつまでもそれに我慢する必要はありませんけれど、少なくとも事態を好転させるためには知識・智慧、支援と、好転するまでそれなりの時間「持ち堪える」あなたの地力が必要です。

なのでそれは「我慢」ではなく「辛抱」であります。
辛抱は高山剛氏の投稿によればネガティブ・ケイパビリティとも言えます(=不確実なものや未解決のものを受容する能力、状況を受け入れ時間をかけて熟成させていく能力)。

上司ガチャ、仕事ガチャとは別に単純に「分からない/出来ない」ことに戸惑うこともあるかもしれません。
その辛さを抱きしめて。

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