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ジェネレーションギャップや己の欲望と戦いながら息子の誕生日プレゼントを選んでみた

noteがCanvaというサービスと提携し、見出し画像を簡単に作れるようになったようなので、実験的になんとな~く弄ってみた。

https://www.canva.com/ja_jp/learn/note_header/
↑詳細はこの辺の記事でどぞ。

で、それだけじゃ自分の致命的なまでのデザインセンスの無さを満天下に示すだけで終わってしまうので、折角なので直近の子育てネタでも書いてみようかなと思った次第である。


さて、ウチの息子は誕生日が12月前半と、絶妙に嫌な日に生まれてくださった。誕生日とクリスマスのプレゼントを一緒にしてしまっては可愛そうだし、かと言ってバカ正直にその都度欲しい物を買ってやってたら【誕生日→クリスマス→お年玉】と毎年年末年始に荒井家が経済破綻する事になる。
下手をすると、お餅も買えないような惨めな正月を送る事になってしまう可能性すら……。

また、息子がもう6歳になってしまい、今までのような駄菓子屋玩具に毛が生えたような物では満足してくれなくなったというのも大きい。

これまでは、1,000円しないような物でも楽しく遊べたら大喜びしてくれていたのに、今では幼稚園内でのブームだとか、お友達と話を合わせるためのお付き合いといった余計なファクターが増えてしまい、んまあ~~お金のかかることかかること。

という訳で、「サプライズ的に親が勝手に面白そうな物を買ってやる」という手法はもう通用しないと判断し、お誕生日前々日くらいに息子を連れて玩具屋さん巡りをする事にした。

幸いな事に、今住んでいる両国の近辺には自転車圏内(上野・秋葉原など)に品揃えの良い玩具屋さんがいくつもある。それに蔵前なんかは歴史的に玩具の専門街だ。

この立地を活かせば、息子が気に入ってくれて、なおかつ経済的にもそれなりに我慢どころなプレゼントが見つかる……はず……。



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「おとうさん、ボクこれ欲しい!」

息子よ、お前は何故アキバヨドバシの入り口で便所サンダルにとっ捕まっているのか。誕生日プレゼントがこれでいいなら買ってやるけれども、後になって文句言うなよ?

「やっぱいらない」

ですよね。

こんな調子の脊髄反射だけで生きているようなアホを引きずって、何とかヨドバシカメラの玩具売り場へ。



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エスカレーターを降りてすぐにこんな懐かしい玩具がお出迎え。

息子はこれをいまだかつて見た事がなく、何のリアクションも返さずに素通りしようとしたので、これがいかに由緒正しい玩具なのかを説いてみた。

これはお父さんが子供の頃からあった定番の玩具で、定番どころか各家庭に1個ずつあったほど大流行したもので、と懇切丁寧に説明しているのに、息子ったら「こんな気持ち悪いサルが人気なわけない!」と全く信じてくれず。

仕方ないのでスイッチを入れて「シャンシャンシャン!キーキーキー!」と動かしてやると、納得するどころかドン引き。それまで「玩具売場だやっほーい!」てなテンションだったのに、顔を強張らせたまま後ずさりするではありませんか。

いや待ってくれ息子よ、父は何もウソは申しておらんのじゃ。これは本当に歴史に残る大ヒット作だったんじゃ……。

なぜ信じてくれんのか?


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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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