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たまたま通りかかった鶯谷の中華屋で餃子デスマッチを敢行(鴻福餃子酒場/鶯谷/中国料理)

私と息子は銭湯巡りが趣味なので、自宅から電車で3~4駅圏内にある銭湯に片っ端から突撃を仕掛けている(ママチャリで)。
お陰で慢性的な運動不足のオレ様にとって、銭湯通いは唯一と言っていい貴重なトレーニングタイムになっている。

ちなみに、息子の一番のお気に入りは鶯谷にある萩の湯で、次点が押上の大黒湯、その次が日暮里の斉藤湯となっている。これらはどこも38度程度のぬる湯があるので、熱さに弱い小さな子供でも楽しめるようだ。

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さてそんなある時、普段は銭湯に行く時は息子と2人である事が殆どなのだが、この日は珍しく女房と3人で萩の湯に行く事になった。

その途中で見かけた中華屋がとても気になり足が止まる。

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餃子推し。ほほう。

オレ様の灰色の脳細胞が咄嗟にこれからの流れをシミュレーションする。
「今から銭湯行くじゃん。風呂に入って、温まって、汗をかいて、いい気分になったところでママチャリを漕ぎ出すじゃん。夜風にあたって気持ちええのぅとなったところでこの店の前を通り掛かるじゃん……」

→→→ 餃子でビール飲みたいじゃん!(結論)

まだ銭湯にも辿り着けていないのに、この時点でオレ様の頭の仲は餃子とビールでいっぱい。女房は「日暮里まで行って馬賊?」なんて考えていたようだが、オレ様はもう餃子、とにかく餃子。

という訳で、ここはワガママを通させて貰い、銭湯の帰りにこの店に入らせて頂くことに。

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席につくなりメニューを確認したのだが、まず気になったのがこの「餃子パーリィ」と銘打った1,180円の餃子食べ放題。いくら餃子推しの店とはいえ、この値段で餃子食べ放題って……。

しかも餃子の種類も色々とあり、これと適当な安酒だけで大満足してしまいそうなのだが(全ては味次第だけど)。

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そうかと思うと、麻婆豆腐と餃子と唐揚げを頼むと、ハイボールが1杯無料になるというよく分からないセットもあり……。

上の餃子パーティにも麻婆豆腐と唐揚げが付いてくるので、もしかしたらこの店の本当の推しはこの2つなのだろうか?

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そうかと思うと、横浜中華街などでよく見かけるオーダー式の食べ&飲み放題もあり、それは3,150円とお勉強価格。飲み放題だけなら1,500円なので、カパカパ呑んでしまうという人はこれがいいのかなあ(ビールも入ってるし)。

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単品メニューも確認してみたのだが、どうもこの店は中国の東北地方の料理が得意っぽい。という事は、四川系のメニューはちょっと疑ってかかった方が良さそう。

って事は、何も分からない初回は、素直に最も価格破壊が巻き起こっている餃子パーティを頼んで、この店の力量を計るのが賢いか。

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