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新シリーズのアニメ化が決定し好調なはずのキン肉マンがSNSで広まらない理由
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ゆでたまご先生、キン肉マンの情報拡散を望んでいる模様
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本来ならば何日か前にアップしようと思っていた記事なのだが、あえて月曜日まで待って公開させていただく形を採らせていただいた。
何の話かというと、先月末に公開されたこの記事についてである。
人気漫画「キン肉マン」の作者である「ゆでたまご」の嶋田隆司さんのツイートが拡散され、話題になっている。
嶋田さんは28日、「【急告】まだ『キン肉マン』が続いてるのを知らない人たち~!!スグルシリーズ第2期はすでに11年半も経つんだよ」と「キン肉マン」が連載中であることをアピール。さらに「しかもアニメ化も決定したんだよ~」と強調した。
と、ゆでたまご(嶋田)先生が "キン肉マンが続いていることを知らない人たち" に向けて連載中であること、アニメ化も決まったことをアナウンスしている。
どうもインターネットやSNSによる情報拡散が思ったより少ないと感じているご様子だ。
だが、これに対して "とある事情" を知っている人間達の反応は冷ややか。いや、冷ややかを通り越して、もう少しネガティブなツッコミで溢れ返っている。
そうしたのは先生と集英社でしょうが
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今から3年ほど前までは、新シリーズとして復活したキン肉マンはSNS上で大盛り上がりしていた。
というのも、前シリーズで不遇だった超人が掘り起こされて大活躍するなど、古いファン達の心を熱くさせる要素がふんだんに盛り込まれていたのだ。
最新話が公開される月曜0時になると、その感想をTwitterなどに書き込むファンが大勢おり、キン肉マンに関するワードがトレンドに上がることも多々あった。
しかし、その流れに冷水をぶっかけた人間がいる。
それが他ならぬゆでたまご(嶋田)氏と集英社だ。
先程「大勢のファン達が盛り上がっていた」と述べたが、そこにはリスクもある。ひとが大勢いれば、その中に一定数のバカが紛れ込むのがお約束で、単に感想を言い合うだけではなく、スクショを取ってネタバレお構いなしにツイートを飛ばすヤカラまで現れたのだ。
それに対し嶋田氏は「ネタバレはやめろ」と警告を発し、それを受けて集英社も公式アナウンスとして法的処置も辞さないなど厳しい文章を公開した。
と、ここまではいい。私も「ネタバレスクショはやめろ」というところまでなら納得するし、嶋田氏や集英社の側に立ったことだろう。
しかし話はそれだけでは済まなかった。
収まらぬ暴言の雨あられ「Twitterは便所の落書き、3日間は感想を言うな、紙の連載の方が大事、ネットは厚意で無料公開してやってる……」
![](https://assets.st-note.com/img/1680483599555-FJRzWUYL7x.jpg?width=800)
嶋田氏は「ネタバレスクショはやめろ」といった言って当たり前の主張だけでは心が収まらなかったようで、続けてあまりに見当違いな、難癖とも言えないような暴論・暴言を投げまくってしまった。
その時のまとめがこちら。
この中で嶋田氏や掲載媒体の編集長らは、「文章を含むネタバレの一切を禁止する、違反すれば法的処置を取る」という、かなり強い言葉を発している。
「3日間はネタバレになる感想は言うな」というのは、キン肉マンは先行公開されるWEB媒体の他に、週刊プレイボーイに連載されていたため、「紙媒体で読むファンが先に話を知ってしまうから」という理由からだ。
またこの流れの中で「FBは平和でいい、Twitterは便所の落書きだ」と、どう考えても言わんでもいいようなことを言い放ち、気付けば大炎上してしまっていた。
というのも、キン肉マンは紙媒体での連載が終わった後に、10年近くWEBでだけ連載が続けられていた作品である。その間にキン肉マンファン達は主にTwitterを使って、WEB版キン肉マンの感想を言い合い、盛り上げ続けて来たのだ。
嶋田氏のこの便所の落書きという発言は、そうして底支えして来たファン達の存在が全く見えていない、むしろ迷惑がっているという意味にしか受け取れないのである。
この辺りの経緯やファンの心情については、この無料記事がとてもよくまとまっていた。私もこの記事の内容にほぼ同意する。
こうした背景があった上での、今回のこの記事な訳で、そりゃ大反発を受けて当たり前である。あんた達が望んだ結果じゃねえか。
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