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酒場の聖地で見付けた使い勝手良さげなラーメン屋(漢/森下/ラーメン)

一部で酒場の聖地とも呼ばれている江東区森下。メディアなどではモツ系の酒場や、老舗の大衆酒場などが取り上げられる事が多いのだが、実は絶対数こそ少ないものの、味とCPに優れた優良飲食店がちらほら隠れている街だ。そういえばカレーパンの元祖のカトレアなんて店もある。

そのカトレアの通りを挟んだ向かい側辺りに、以前から気になって仕方のない店があった。

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つけめん・らーめんの横に「純レバ」と書かれたら、そりゃ気になるに決まっているではないか。

が、私がこの店の前を通りかかる時って、掛かりつけのクリニックの行き帰りか、息子を公園に連れて行く時くらいなので、今の今まで中々入る機会がなかったのである。

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店内でじっくりとメニューを観察してみると、絶妙にメニュー数が多い。サイドメニュー以前に、ラーメンスープに種類があり過ぎる。

最もオーソドックスであろう醤油系のラーメンにもあっさりとこってりがあり、これは多分背脂の量が違うのだろう。
それ以外にとんこつ、魚介、味噌、タンメン、四川風担々麺、激辛ラーメン、麻婆ラーメン、油そば、焼きそばにつけ麺。そのつけ麺のつけダレも醤油・味噌・地鶏・ニラ辛と4種類あり、これは開拓が大変だ……。

これらに加えて、炒飯があり、純レバ丼があり、餃子や野菜炒めなどのちょっとした一品料理があると。

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色々と悩んだ末に、こんなもん券売機の前で即決出来る訳もなく、死んだ魚のような目で半ちゃんラーメンをチョイスして着席。卓上の調味料を見つめて心を落ち着ける。

正直、これでラーメンや炒飯がイマイチであってくれれば「こんな店二度と来ねえ!」で話を終えられるので心が楽になる。
だがそうじゃなかった場合は、何度も通って膨大なメニューを少しずつ切り開いていく地獄のような作業が待ち構えている訳で。

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ふと調味料群の端に置かれたツボが目に入り、中を覗いてみると、辛子高菜がぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。一口頂いてみるとしっかり美味しい。

ありゃ、これを無料トッピングにしてくれるって、いきなり好感度上がっちゃうんだけど。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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