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「なぜこうまでヘタクソなのか?」 豊島区長がヨドバシカメラの池袋進出を妨害


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豊島区長の言動がおかしすぎない?

このところ当noteの時事ネタというとフェミ団体のお話ばかりで食傷気味だったことと思われる。誰が辛かったって、書いてる私が一番胸糞悪くて辛かった。

そこで今回は全くフェミと関係のない話をしたいのだが、これもこれで非常に胸糞悪い事案になる可能性がある。

Twitterの方で先に触れているので、もうご存知の方もおられるかもしれないが、池袋の西武デパートにヨドバシカメラが出店しようとしたところ、何故か豊島区長が断固拒否したというニュースである。

詳しくは報道内容を確認して欲しいのだが、この話はとてもおかしい。

どれくらいおかしいかと言うと、区長様の交友関係ですとか、お金の動きですとか、そういうものを細かく調べた方がよろしいんじゃございませんかと言いたくなるほど「正当と思われる理由が見当たらない」のである。

一応フォローしておくと、私は現時点で区長が何かやらかしていると決め付けたい訳ではない。

が、こうまでおかしな発言を公にしてしまうと、その辺も含めて潔白を証明する必要が出て来てしまうのではないかなと心の底から心配申し上げているのである。本当です。

以下その理由。


ビックカメラと豊島区のパートナーシップ協定の存在

すでに池袋には何軒もビックカメラがあるし、同じく何軒もヤマダ電機もあるし、この両者は東口の駅前で向かい合わせになっている。

そんな状況で西武デパートの中にヨドバシが入ると何が問題なのかな、何が理由なのかなと考えてみたのだが、行き着いた情報はこれくらいしかなかった。

豊島区とビックカメラはパートナーシップ協定というものを結んでおり、街づくりのために協力し合う関係であるという。

ただ、この手の協定に「競合の出店を認めないこと」なんて一文が入っていたら、即座にヨドバシ側に突っ込まれて、公取事案になってしまうだろう。

私が不勉強なだけかもしれないが、独禁法などより優先されるような出店制限は出来ない……よね?

「行政が出店妨害」となると、このようにパチンコ屋の事例しか出て来ず、今回の「ヨドバシがダメ」というのはとてもレアだと思われる。

それにしても、相手がパチンコ屋の場合でも出店妨害した側が懲役を喰らってる前例もあり、今回の豊島区長らの言動はかなりリスキーだなと。
逆を返せば、それだけのリスクを負ってでもヨドバシを拒絶しなければならない理由があったと見るべきだろう。

昭和の時代の大店法なんかの頃には、行政主導の出店規制があったり、今回の豊島区長のような「法的な根拠は何もないんだけど地方行政が出店を拒絶する宣言を予め出しておく」なんてやり方がまかり通っていた。

しかし、そういった宣言や脅かしが必要だったのは、小さな個人商店を巨大な百貨店や大型商業施設から守るためという方便があった訳で。
じゃあ今の時代の池袋でそんな脅しが必要な理由ってなんだよと。

池袋なんてもはや商店街として生き残れている場所は殆どなく、9割が飲食店街・歓楽街である。個人経営の小規模家電店など「西口のへいわ通りの商店街に確か1~2軒あったかなあ? もうシャッター店だったかなあ?」といった程度だ。

その状況でヨドバシを拒絶する「正当な理由」が思い当たらない。

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