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台風の日に亀戸で見付けたあまりにも現地的すぎる刀削麺屋さん(亀戸刀削麺/亀戸/中国料理)

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つい先日、お盆直前の東京に大雨が降った日のこと。我々夫婦は巣ごもり用の食材の買い出しをド忘れしており、大雨の中をわざわざ自家用車を出して買い物をして回っていた。

なぜ亀戸だったのかと言うと、お盆連休の前日に生鮮品の叩き売りをしていたスーパーが一番のお目当てだったからである。

2丁目団地の中に生鮮スペースの大きなスーパーがあるじゃん(地元民トーク)。あそこが連休前だからと野菜も魚も半額以上の値引きが当たり前という冗談みたいな叩き売りをしておってな。庶民らしく出物を探しにやって来たというわけじゃ。ほっほっほ。

したらオレの目の前に居酒屋でも経営している感じのオッサンが居て、そいつが常にオレの先回りをして、めぼしい商品を全部かっさらって行きやがるの。とりあえず持てるだけ持ってカゴにギュウギュウに押し込んで、その上でいらない物を選別して後から売り場に返すという最悪の低民度殺法。

おめえよ、よくコロナ禍でそれが出来るな。

そんなこんなで思わず売り場で「あぁ!?」なんて声を挙げてしまった訳だが、オレ様ふと気付いた。このオッサン、多分飲食店の経営者だろうから、生鮮品は諦めて弁当とか惣菜コーナーを見に行った方がいいんじゃないかと。

案の定、そういう仕入れ目的と思われる迷惑な客が2~3人で荒らし回っていた生鮮コーナーとは違い、惣菜・弁当コーナーは楽園そのもの。ただでさえ298円の弁当がさらに半額になっていたりとこの世の終わりのような価格破壊っぷり。

最初こそえらい気分悪い思いをさせられたが、弁当コーナーでの釣果が素晴らしかったのでテンション↑
我ながらどんだけ貧乏性なのかと恥ずかしくなって来る。


さて、そんな熱いバトルを繰り広げた後は、子供もいない事だし、趣味丸出しのご飯を食べて帰ろうじゃないかと、以前から気になっていたこのお店へ。

確かここは以前は小料理屋が入っていた気がするのだが、気付いたら刀削麺を看板に掲げるようになっていた。場所は中央通り商店街のだいぶハナマサ寄り。
明治通りから、中央通り商店街に入って、最初の路地をちょこっと覗けばこの店が見えるはず。

駅から来る場合は、亀戸餃子のある飲食路地を突っ切って、中央通り商店街を越えて直進した右手。


さて問題がこの券売機である。麺メニューと酒のツマミが何点かあるだけではあるのだが、どれも専門性が高すぎるからか選ぶに選べない……っていうか、パっと見て漢字が多すぎて読み込むのに時間がかかる。

なんだこれ、最初は何を頼むのが正解なんだ!?!?

味のタイプは麻辣と酸辣と坦々の3つと考えていいのかな。それに具の違いがあって、汁そばか和えそばかみたいなこと?

そうかと思うと、リャンピーローとかロージャモウとか書かれてるのはなあに? 米銭ってビーフンみたいなもの???

何もかもよく分からないので店のひとに聞いてみたところ、一生懸命説明してくださったのだが、それでも米の粉で作った麺らしいというところまでしか分からなかった。

なるほど。


説明を聞いても何やらよく分からなかったので、今回は麻辣と酸辣の刀削麺をひとつずつ頼んでみることにした。

料理が来るまで卓上の調味料を観察して時間を潰していたのだが「ほほう、この辣油は手作りだな?」と思った途端に刀削麺が届いて驚いた。

ちゃんと注文を受けてから生地を削って茹で始めたのに、数分も経たない内に出て来た気がするのだが。

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