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新型コロナウィルスとの戦い方が分からなくて発狂する政治家たち……

ここ最近のコロナ関連の報道をまとめてみる

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ご存知の方も多いと思われるが、今月25日から東京大阪などで緊急事態宣言が出されるそうだ。もはや甲子園出場校的なノリになって来ている気がしないでもない(〇か月ぶり×回目みたいな)。

この何度目かの宣言に行き着いたのには理由があり、識者らの警告の通り「やっぱり感染者が減らせない」どころか、海外から新型ウィルスがジャンジャン入り込んで来てしまっているからなのだが、我が国は相変わらず泥縄的な、長期的展望なんて考え方が完全に欠落している右往左往を繰り返すばかり。

今回は、まずそうしたあまりにも無様過ぎる政治家達の動きをまとめ、最後に「そもそも何が悪いのよ」という話をさせていただきたい。

禁酒法に灯火管制に!

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右往左往というならまずはこれ。なんと現代に『禁酒法』を復活させようという動きがある。

これは、神奈川・埼玉・千葉県の各知事が国に酒類提供禁止を要請したというもので、先んじて酒類提供禁止へ向かっている東京都の後を追おうという動きになる。

3県は緊急事態宣言こそしないものの、それに準じた処置として『まん延防止等重点措置』の一環として、種類取り扱いを禁止できるように取り計らって欲しいという事だ。

これについてのツッコミや批判は後にまとめるので、次に進ませて頂く。

そうかと思うと我らがゆりこちゃんが打ち出したのは、まさかの『灯火管制』っていう捨て身のギャグ。

これについても批判は後に回すが、ゆりこちゃん曰く「20時以降は街灯を除いて店の灯りは全て消せ」とのこと。看板やネオンがピカピカしていると、気分が浮ついてしまって、飲食店や夜のお店に入ってしまいたくなるから、それを防ぐ為に街の灯りを消そうという事らしい。

そしてゆりこちゃんの暴走はこれだけでは収まらない。遂には目に付く業種に片っ端から休業要請をして回るというバーサーカーっぷりを発揮。酒類を提供する店に対しては、要請から命令へ移行できるようにするつもりだと明言している。

上のTBSニュースからの引用だが「対象となるのは1000平米を超える劇場や映画館、百貨店などの商業施設、家電量販店、書店。また、スポーツクラブやパチンコ店、ゲームセンターに美術館、動物園など」との事で、果たしてこれが休業させるに相応しい場所なのか、また休業させたところでどの程度vsコロナに効果が期待できるのか、色々と言いたい事だらけでまいっちんぐ。

何と言うか、新型コロナという凶悪な敵を前にして、我々が選挙で選び出した人間達が、次々と能力のなさを露呈しているなと。
日本はいい加減に「選挙に受かるテクニックだけ持ってるヤカラ」を選ぶクセを捨てるべきだなと思った。

という訳で、長くなるのも嫌なのでツッコミパートに入ります。

未だにウィルス対策の基本を理解してないよね?

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私が一番言いたいのはこれ。「灯火管制だ!」とか「禁酒法だ!」とか、「その業種を休ませて何がしたいんだ!」といったツッコミが口から出てしまうのは仕方ないとは思うけれども、そういう細かい部分をひとつひとつ叩いている場合じゃないと思うの。事態はもっと絶望的なんじゃないかな。

というのも、こういう意味不明の方策ばかり打ち出して来るって事は、各地の知事や政治家らの大半が「未だにウィルス対策の基本を理解していない」って事でしょう。

これは相当恐ろしい話だよ。よりによって、こんな緊急事態に我々はそんな連中を要職に就けちゃったんだから。小池にしたって安倍ちゃんにしたって菅にしたって、勝手に総理大臣や知事になった訳じゃないよね。あいつらを選んだのは我々だよね。

だから、ヤツらは我々の代表として、民主主義の原則に則って、正々堂々と暴れ回ってくださっている訳だ。

まず、私達はその事を猛省しないといけない。今すぐどうするという話ももちろん重要なんだけど、後の世に同じ恥ずかしい間違いをしないためにも、我々がいま「自分達の失敗」を他人のせいにせず、我が事として受け止めないといけない。

何よりも大切な事はそれだと思うの。

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