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【お惣菜詰め放題!?】 陸の孤島にあるビュッフェ形式のお弁当屋さん(味の仕事屋/東砂/弁当屋)

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近頃なぜか江東区の東砂~南砂の一帯を探検して回っているのだが、その中でも特に気になっていたお店が今回ご紹介するお弁当屋さんである。

しかし問題が一点。先日このエリアで古くから営業している大人気のパン屋を紹介したが、そこでも触れたように、この辺りは中々の陸の孤島なのである……。

南北を見ても目印になるような場所がなく、非常にルートが組み難い。強いて言えば砂町銀座を東から西へ抜けて、そのまま直進して、ちょっと商店街っぽい通りを見つけたらそこを右折するといった道が分かりやすい……とは到底思えない。自分で書いててビックリした。


一応、このお店がある通りは末広通り商店街という名前があるのだが、正直商店街としては「役目を終えている系」で、南側の清洲橋通りから来ればかろうじてアーチ看板が出ていて商店街として認識できる。

チャリで辿り着けるひと以外は、おそらく近くの駅からバスで来るか、砂町銀座散策と絡めてお散歩するかといった選択肢しかないと思う。

もしくは、南砂エリアにある大きな商業施設に車を停めて、そこでの買い物のついでにお散歩がてらというルートも考えうるかもしれない。


何とか辿り着けたという前提でお店自体の話に移るけれども、店先にはこのようにペタペタと張り紙があって情報量が多い。

慣れないとギョっとするかもしれないが、この手の店を発掘し続けて来たアタクシからすると、これは善意暴走系の名店(迷店?)の特徴のひとつである。良い方に転ぶか悪い方に転ぶかまでは分からないが、こういう光景を見たら0か100かだと思っていい。

生まれ故郷の板橋区に住んでた頃によく遭遇したタイプの店である。


手書き張り紙による情報量の多さに加えて、この手の店のチャームポイントは独自ルールの存在。これこれ、こういうの大好き。
善意だけで暴走してて儲けがギリギリだからこそ、こういう細かいルール設定が必要になってしまうのよ。あたしゃ喜んで従うよ。

ほんとこの店は板橋区の店なんじゃないかと錯覚するほど、全てがゆるくて自由な板橋的で笑えて来る。知ってるひとの方が少数派だろうけど、私はいま東武練馬の伝説のステーキふじを思い出している。

そうか、東砂というのは板橋だったのだ(錯乱)

で、このお店が親切なのは、「初めての客かな?」と思うと店のねえさんが説明してくれるところ。

いわく、まず容器の大きさで値段が決まっていて、300円コースや500円コースといった具合に固定額であると。そして容器のどこかにお米を詰めて、総重量が設定された数値を超えなければOK。もし超えたら追加料金というシステム。

ようは「オカズだけギュウギュウ詰めにして持って行かないでね」というだけの話なのだが、ルールを明文化するとこうなってしまうという事なのだろう。

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