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新型コロナウィルスのワクチン打って来た(初回)

今住んでいる墨田区はワクチン接種の準備が非常に早く、私の世代(40代)でも、だいぶ早い内(7月初旬)から打たせて貰えるようになっていた。

この墨田区の準備の早さはニュースにもなっており、そのシンプルかつ実行が容易な方法論に大きな注目が集まった。

上記のNHKの報道内容によると、墨田区の手法の優れた点は下記の通り。

●ポイント1 選挙の投票のノウハウを生かす
墨田区では、去年12月に接種の準備を始めた当初から、選挙管理委員会の職員4人にワクチンの担当を兼務させ、投票のための入場整理券の準備や会場の調整などのノウハウを接種券の準備や接種会場の調整に活かしてきたということです。
●ポイント2 去年から医療従事者の確保を呼びかけ
地元の医師会と毎週、ウェブ会議を開いて、集団接種会場での医療従事者の確保への協力を去年から呼びかけてきた結果、3月には接種の体制を整えることができたということです。
●ポイント3 会場の確保
両国の国技館での集団接種や、近隣の大学や商業施設を借りての個別接種など、臨時の会場の確保にも力を入れています。

まず1については、この情報を知った時に「なるほど確かに!」と思った。これはいわばコロンブスの卵的な発明で、ワクチンを効率よく接種するなら、選挙の投票システムをそのまま使うのが一番話が早い。
なんでこれを国が主導して「こうやれ」とトップダウンしなかったのか。政治家や官僚らにこれくらいひらめくヤツがいて当たり前だろうとすら思う。

2についても実に用意周到で、もう3月の時点で人員の目処が整っていたというのだから素晴らしい。

3に関しては地の利と言うよりないのだが、これについては墨田区の公式ページを見ていただきたい。

報道では国技館すら臨時のワクチン接種会場として使ったという話があるが、今現在は病院以外にも区役所併設のギャラリースペース、大型宴会場などを備えたホテル、廃校になった中学校、スカイツリーと、使える物は何でも使うという方針で北から南まであちこちに接種会場を用意している。

観光地の両国や大繁華街の錦糸町ならば大きなホテルが多いし、それらはコロナの煽りで経営的に苦しまされているし、接種会場として場所を提供してもらうのにベストだと思う。

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