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メロンが枯れた

今日畑に行ったら小玉メロンが二株とも枯れていた。

根に異常が出たに違いない。

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かわい〜なという品種で、初めてのトライだったけど、

メロン栽培にはよくあることらしい。

よくあるらしいが、無念な気持ちは皆一緒だと思う。

収穫まであと少しのところで枯れる「バッタリ病」と呼ばれているらしい。

私の畑のものは

小さな玉がいくつかついているが、

メロンの味はしないだろう。


同じ畝のスイカは全く元気なのは幸いだ。

袋で根元を高畝にしたが、

メロンだけ保護のカバーをはずした途端やたらとウリハムシにやられていた。


同じ条件で植えたスイカがなんともないのは、

メロンの苗が元々弱さがあったのか、

畝がもしかしたらなだらかに傾斜して、

メロンが過湿状態で根腐れしたのもしれない。

私はあまり手がかけらなかったが、

どんなに丁寧に手をかけてもバッタリいくときはいくらしい。

メロンは日本の風土に合わないのか、と言われても仕方ないが、

マクワウリという日本で大層昔から食べられている仲間もバッタリいくらしい。

どんなに手をかけても、思い通りにはならない。

残念だけど、こういう経験があるおかげで、

諦念という感覚が得られるのかもしれないと思う。

自然の中で生かされている。

諦念とは、

自分の力が及ばない自然の摂理への畏敬でもある。





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