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「あつ森」から学ぶお金の話とゲーマーのトリセツ

引きこもり生活も板についてまいりました、KYUです。

ステイホームが長引いて、「うちの子ゲームばっかりで勉強が心配」という親御さんも多いのではないかと思います。

そんな中、先週の中頃から、娘が一年間くらい放置していた「スプラトゥーン2」を引っ張り出してすっかりゲーマー化してましたw(親がその状態)
で、友人の息子さん(5年生)に教えてもらって、初めてのオンライン対戦!これで、小学生男子の流行にのれるか??と思ったけど、毎回4歳息子に邪魔されて断念。それからというもの、朝早起きしてレベル上げする日々でした。

もちろん、小学生のお姉ちゃんの手前、一日中ゲームしているわけにもいかずなので、一緒にボードゲームをしたり、料理したり。
それはそれで楽しいので、またご紹介しますが、私の学びポリシーとしては、楽しみながら学べる事!で、目を付けたのが、「あつまれどうぶつの森」でした。

購入のきっかけは、テレビで「あつ森」がこんなことできるよ~っていうのをやっておりまして、「あつ森」の中でオンライン学校ができる!?らしいということ。それ楽しそう!と、思ったら、買ってましたw

で、始めてみたら、結構お金の学びにもいいじゃない!ということで、我が家の怪獣たちに占領されているので、全然進んでいませんが、ちょこっと書いてみます。

スタートしてみて...

そもそもどんな話かというと、たぬき開発の「無人島に移住パッケージ」ということで、旅行感覚で無人島にお引越しするところから始まります。

海外のドキュメンタリーみたいな感覚ですw

無人島に移住なのになぜかスタート時点で他2人と同居、、、(おっと、2匹だったから、確かに無人島だわw)と、たぬき開発からたぬき3匹がお付き添い。
そして、最初に言われるひとことが、「無人島パッケージのお代は...」。
(え!?お金とるの?)
もちろんスタート時はお金ないので、労働をこの世界のポイントである「マイル」にチェンジしてコツコツ返していくこととなります。

無人島できままに「自由」を過ごすのもよし。(ストーリーをすすめるためにも)たぬき開発のお手伝いをして、お金を稼ぐのもよしです。

つまり!こどもたちはきっと、ゲームの世界だから気づいていないけど、労働者としてスタートしているのです(汗

草むしりしたり、虫を取ったり、魚をとったりして販売し...。
できることからスタートして、自分のスキルを上げながらお金を稼いで貯めていきます

お金の話がでてきたら、すかさず声をかける

冒頭から書きましたが、スタート時から労働でお金を稼ぐことを学びますw
娘が最初にやっていたことは、とにかく「草むしり」。まだ道具がない状態では、それくらいしかできないんです。で、草むしりをすることで、この世界の通貨を稼いで、道具の作り方を学ぶ。そして、竿を作って魚を釣ったり、虫取り網を作って虫を捕るなどスキルアップをし、タスクをこなしていきます。

最初テント生活をしているのですが、最初の移住パッケージの借金を返すと、今度はたぬき開発の社長から家を建築しないか?とマイホームの提案を受けます。
もちろん、タダではないので、ローンを組むことになります。

もちろん娘は大喜びでさっそくローンを組みましたw
娘「明日には家が建つんだって~♡」
私「よかったね!ところで、ローンってなんだか知っている?」
娘「知ってるよ!お金借りることでしょ!」

なるほど、日頃の英才お金教育が役にたっているのか、躊躇なくローンをくみましたw

そして、突然手紙が届きました。

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金利あったんだ!!!知らなかったけど、あったらしいです。

ウリがカブを売りに来たw!

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カブもでてきました!毎日相場が変わるらしいです!
土曜日に腐るらしいので、普通の株より難しいかもしれませんねw

夢中になると本能的に学ぶ

「あつ森」をスタートしてから一週間。
お金の稼ぎ方、ローンの組み方、カブの仕組みがさらっと学べています。

ゲームの素晴らしいところだと思うのですが、上のお金の仕組み、(小学生以上くらいの)こどもたちは、本能的に主旨を理解します。
楽しいから、夢中でいろいろやっていると、なんとなくでも意味を理解するんですね~。一緒にやっていると、分からない言葉は聞いてくることもあります。この力は本当にすごい!
で、私なりですがこどものアソビをマナビに変える3つのルールをご紹介します。

アソビをマナビに変える!ゲームプレイ時のこどもの三大トリセツ

その1:質問があったら、関心があるうちに答えてあげてください
「なんて読むの?」「これどういうこと?」
こどもたちは、分からないと質問してきます。
で、「後で」とかにすると、途端に関心をなくし、(というか興味が別のものに移ってしまい)違うことをし始めますので、なるべくすぐに答えてあげてください。
うちの娘は、漢字の書きは苦手ですが、ゲームなどの文字はしっかり読むので、意外と難しい漢字を読めてびっくりしましたw

その2:こどもから教えてもらいましょう
いつもというのは難しいかもしれませんが、ゲームを時々一緒にやってみましょう!こどもたちは、私たちができないことをできたりします!そして、自分よりもできることがあったら(なくても)、教えてもらってください!
人に教えることにより、知識が定着します。つまり、その体験をこどもが得意な分野でさせてあげるということです。
そして、さりげなく、こどもに学んでほしいことを質問していきます。
ポイントは、教えるように質問するのではなく、教わるように質問することです!
例)木を切ったけど、次どうすればいいの?など
カンタンなことから質問していき、難しすぎることは誘導も大切です。
(私はこれ苦手ですw自分がお子ちゃまなので、ママのが先にできたし~とか言ってしまって、後悔します(;^_^A)

その3:現実社会とリンクする会話をしてください
お恥ずかしながら私自身の話ですが、大切なものはゲームとマンガから学んだといっても過言ではありません。(真剣!)

前述の通り、娘がゲームで漢字を覚えるのと同様、私もドラクエで漢字を覚えました。 ドラクエで「村長さん」のことを、「むらながさん」って誰?って親に聞いたのを今でも覚えています(笑)

で、大切なのは、ゲームの世界だけで完結しないことだと思います。

ゲームの世界観は「あつ森」に限らず、現実社会の一部が盛り込まれていることが多いと思います。その要素を一部でもいいから現実社会に戻してリンクしてあげることです。

よく、本を読むことで自分が体験できないことを疑似体験して共感能力や創造力を育むことができると思いますが、ゲーム(もちろん内容にもよりますが)でも活かすことはできると思います。

ただし、お子様の年齢や経験によっては、できませんよね。
それを、会話をすることで、補ってあげることで、ただのゲームが「学び」に変わることもあると思うのです。

まとめ

あつ森の話から、ゲーマーのトリセツをお話してまいりました。ゲーマーのトリセツは、やみくもに書いているわけではなく、知識を定着させることをゲームバージョンに置き換えています!

①すぐ答えることで、子どもが知識を正確に覚える
②教えてもらうことで、子どもが知識をアウトプットする
③現実社会とリンクする会話をすることで、子どもが知識の具現化をする

と、ゲームばっかりやっているので、ゲームのなかで学びを定着できる方法を考えてみました!

ステイホームをエンジョイホームにしていきましょう♪

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