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こどもと考えるお金の話 #2おこづかい

こどもの「なぜ?」に応えたい。だってこどもは天才だから。
こどものみらいに選択肢を増やせるような教育をしていきたいと考え、まずは自分の専門である「金融」を中心に小1の娘との話を中心に書いていきます。

夏頃に仕事のパートナーから、「おこづかい」の話をしてほしいと言われてハッとしました。
今まで会社員として業務していた私、法人や個人はサポート業務がメインだったので、あまりなじみがないこと(汗)。そして、何より自分のこどもがまだ未就学児でしたので、「おこづかい」の発想がなかった(笑)
なので、小1娘に「おこづかい」始めてみました。

まず、FPとしての今までの経験や知識から、マストだと思っていたこと。
①本人のやる気の確認
②金額の妥当性に正解はない
③ルールをカンタンかつ明確にする

これは実行前の仮説でしたが、結論から言うと間違っていなかったと思いますので、ポイントとします。

①何より大切なのは本人のやる気の確認です。本人がその気でないことをおしつけてはいけない。これは、おこづかいに限らずですが、我が家は大切にしていることです。習い事にも共通すると思いますが、「やらなきゃいけないこと」ってそうそうないことだと思うんです。「みんながやっているから」は、本当に必要だからみんなやっているのか、そうじゃないのか、見極める必要があると思います。
実際我が家は、聞いてみると、ウハウハでやりはじめました(笑)
一桁の足し算がいっぱいいっぱいだったのに、¥という単位をつけると、不思議と3桁の足し算引き算ができちゃうんですね~!生活力に結び付けると、日頃の勉強も楽しくなるようです^^

金額の妥当性に正解はない
いちばん最初に悩んだのは金額です。そして、パートナーから依頼を受けた時も一番気にしていたので、たぶん世間の方は一番気になるところなのではないでしょうか?でも、これこそ各家庭で考えるしか正解はないと思っていることです。「○○ちゃんの家はいくらだから」一番危険です。
意味のある金額だったら、逆にいくらでもよいと思います!
例えば、1万円は小1にはあきらかに多いと感じますよね?
でも、とってもしっかりしたお子様で、親が長期的な計画もたてられる子になってほしいと願ったら、1年に1度1万円というおこづかいでもよいかもしれません。(ちなみに1日あたり27.4円ですw)
いくらでもいいのです。そこに意味があれば。
ちなみに我が家はルール付きで一週間に500円としています。
2人姉弟で、一緒に買い物に行って、弟は無条件でお菓子やジュースを買ってもらって、姉が50円とかだとバランスが悪いなと思ったためです。
といっても、あまり買い物行きませんが(笑)
ただし、どんなに意味があっても、こどものやる気&スキルと親の意図のバランスは必要だと思いますので、とにかくこどもに合わせることが大切だと感じています。

③最後はルールです。ただのルールではなくて、カンタンかつ明確なルールを決めることがポイントかなと思いました。
我が家のお小遣いの目的は「自分で考えて決めること」を重視していたため、「おこづかい帳をきちんとつけたら毎週日曜日に500円」と決めました。おこづかい帳を付けることが目的ではなく、我が家の場合、おこづかい制度導入の目的が目的意識と自立だったので、あとのことは自主性に任せました。結果的におこづかいをもらえない月が多発しましたが、それはそれで(笑)

お子様やご家庭の状況によって、個人差等は当然あると思いますが、おこづかい制度は取り入れるとおもしろい!と思います。
習い事を全くしていない娘、二けたの足し算にも苦戦しておりますが、なぜか数百円の計算はできるし、消費税もなんとなく覚えました。掛け算ぽいこともできているし、生活力はついたと思います。
さらに、お金の概念がわかったことで、親の無駄遣いも防止してくれています(笑)

おもしろい!と思った方は少し小さいうちからでも取り入れてみてくださいね!

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