EYE ➕D.A.N
元キリンジ堀込泰行
アルバムGOOD VIBRATIONSに収録されたこの曲は7inchアナログで(800枚限定!!)先行販売されている
GOOD VIBRATIONSでは
WONK
tofubeatsなど
さまざまなアーティストとコラボレーションしている
この曲はD.A.Nとのコラボレーション曲となる
最近
ようやくではあるけれど
7inchを手に入れた
(個人的な話ではあるが、CDやデータ音源で聴いていたものをレコードに買い直すブームなのだ)
GOOD VIBRATIONSの一曲目としてではなく
EYEに浸るためにレコードの針を下ろす
(これまた個人的な話ではあるが、レコードに針を落とすときのなんとも厳かな空気が好き
実際そのときわたしは正座していた)
堀込泰行とD.A.N…
当時このコラボを知ったとき
ニヤリとしたのはわたしだけではないはず
どことなく冷ややかな雰囲気と
言葉選びにクロスする部分がある気がしていた
ヤスの内なる無機質さは
キリンジの楽曲でも大いに生きて
ポップなのに何故か影があり
おそらく根暗であろうその人柄が(褒めてる)
奥行きのあるボーカルになっていたと感じるし
D.A.Nは
歌を楽器の一つと捉えたような
ボーカルがいい意味で曲に溶けている
にも関わらず
その歌詞の言葉選びは何度も胸をくすぐられた
なんというか…
『好み』なんだ
真空管アンプをあたためて
針を落としてから数秒の無音の緊張感が
たまらなかった
ポロンポロンとはじまるD.A.Nの冷たいサウンド
曲が進むごとに
ここちいいダウナー
からの
ヤスの包み込む声である!!!
少しリヴァーブのかかったヤスの声は
D.A.Nのサウンドにどんどん溶ける
さすがD.A.N
声が夢の入り口の残響になる
そのうちにわたしまで溶け始める
なんて爽やかな陰鬱!! 笑
そしてこの曲こそレコードで聴くべきなのだ
と、ひとり納得
ヤスとD.A.Nでしか出せない世界だ
ご馳走様でした
(変態である)
ちなみに
MVも素晴らしい
こちらも一品の陰鬱 笑
“見られたくない人を見ている
(視聴している)私たちの『EYE』”
と
いうイメージだそう
かなりインパクトのあるMV
こちらもなかなか好みだ
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