犬のはなし。

犬を飼っています。戸建てに住むと決めたときからきっと飼おうと決めていました。元々は保護犬との出会いを希望していましたが、一人暮らしでは残念ながら譲渡条件から外れてしまうので、普通にペットショップで出会いました。タヌキ顔のポメラニアン、完全に一目惚れ。我が家に来てから7ヶ月、生まれてからは9ヶ月ほどになります。

これまで犬を飼ったこともありますが、それは実家で・外飼いでというものでした。屋外で飼っていると犬の顔を見ることはなかなかありませんでしたが、今はずっと顔を合わせています。言いたいことは目で訴え、退屈になるとキャワワンと吠え。トイレで排泄できると「できましたけど、ご褒美は？」とこちらを見ます。成犬の知能は5歳児ほどになるとも聞きますが、確かに子どもを育てているようで。「言葉がなくても通じ合える」というのは、人間のエゴだと思っていたところもありますが、確かに通じているところはあるなあと考えを改めました。いたずらを見つけて「おいで」と呼んだ時だけ、絶対に来ないところとか。

毎日腹立たしい時もありますが（朝4時から起きてソファに自分で上がり、その割に下りられなくて吠えるのは本当にやめてほしい）、この小さなモフモフにはいつも救われています。いろいろありますが、外出先から帰宅したり、朝起きて寝室のドアを開けた時に全力で再会を喜んでくれるところが一番。すごい勢いで体当たりをしてきて、ひとしきり撫で終わるまでまとわりついて決して離れないスタイル。建って1年しない家の壁紙に穴を開けられても、作り付けのテレビボードやキッチンの角をかじられても、このいつも全力な愛のカタマリとはずっと一緒に暮らしていきたいと思っています。