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世間と社会のちがいとは

GW最終日に読んだ「何とかならない時代の幸福論」。何のきっかけか忘れたが鴻上尚史さんが気になり、著書を3冊購入したうちのひとつ。「何とかならない時代」とは的を得たタイトルだなぁ~と思った。

本の中でよく出てくる「世間」「社会」というキーワード。田舎に住んでいると、世間を気にせざるを得ない。世間ではいい顔するけど、社会ではクレーマーだらけ。そんな感じかなぁ?あとプレディみかこさんが言ってた、「Twitterの投稿が多い人はブルシット・ジョブの人達が多い説」がものすごく腑に落ちて、デヴィッド・グレーバーの本はどうしても読まなきゃいけない気がしてきた。「ネトウヨは男性7割で、平均年齢42.3歳。低所得層ではなく経営者や自営業者、管理職が多い。(「東洋経済」参照)」っていうのも、ガーーーーーンって感じだった。ネトウヨのイメージって50~60代のわけわからんジジイだと思ってたよ。たしかに40代も危険よね。「Twitter とリアルの乖離」っていうのも実際に選挙の投票結果とかで感じてた事ではあったけど、特に最近のTwitterは声の大きい人の発言が取り上げられやすかったり、自分にとってのメリットよりもデメリットの方が多いなぁとは思ってたから、内心「やっぱりな」って感じだった。それにしても、本作の中にも出てくるAERA.dotの中にある鴻上尚史さんの「ほがらか人生相談」のコーナーがとても良いので、一気に鴻上さんのファンになって過去分の回答まで読み漁ってしまった。ブレイディみかこさんの本ももっと読んでみたい。

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