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母乳であたふたした思い出 その3

そうこうしているうちに、詰まり大将(なんだそれ)の私も、場数をこなして(?)少しの詰まりなら自分で対処できるようになってきました。

私のように、体質的に母乳育児が合っていないにもかかわらず、こだわってすごく無理をして母乳育児を続けてしまう人も、もしかしたらいるかもしれないと思って、私が気をつけていたこと、詰まった場合の対処方法などなど、書いておきたいと思います。

1、気をつけたこと

①おっぱいの飲ませ方

横抱きとフットボール抱き、必ず毎回この2つの飲ませ方をしていました。授乳クッション必須。
角度を変えることによって飲み残しがないように、全方位飲ませました。
しこりがある時は、しこりがある方向に赤ちゃんの下顎がくるように飲ませました。
そうしたほうが、より吸いとってもらいやすいから。
場所によってはアクロバティックな体型で飲ませたり。
旦那に「・・・サルティンバンコ?」って言われました。うるせーよ。
あとは深くくわえさせること。浅飲みにならないように。

②授乳間隔を3時間以上あけない
これはママの体調や赤ちゃんがどれだけ続けて寝る子かにもよると思いますが、ちょっとつまりそう。。なんかしこりになりそうなところあるなって時は、3時間はあけないようにしていました。
一度軌道に乗ったら詰まりやすいくせに母乳がじゃんじゃか溢れるように出るおっぱいだったので、中で溜まりすぎないように。
私は溜まるとまたしこりになって詰まっちゃうタイプだったので。

2、詰まった時の対処法

①とりあえず赤ちゃんに飲んでもらう

詰まってると出てこないから赤ちゃん嫌がるんですけどね。。
それでもとりあえず飲んでもらう!!吸ってもらっているうちに詰まりが取れることはよくありました。

②おっぱいを冷やす
しこりができている部分に冷えピタを貼って冷やしました。(じゃがいも湿布じゃなくて全然OK)
冬は寒い…。
乳首に白斑ができているときは、ソンバーユを乳首に塗りたくってからラップ。(※ソンバーユは赤ちゃんが舐めちゃったとしても害はなし)
詰まってるからといってあまりにしぼってしまうと、また母乳が湧き出てきてさらに詰まるということになるので、とりあえず、母乳の生産量を一旦抑えるために、冷やす。

③牛蒡子(ごぼうし)のお茶を飲む
牛蒡子というごぼうの種をぐつぐつ煮だし、それを1日3回、食前の空腹時に飲む。
この牛蒡子、もんのすごーーーーーーーーーく、まずい!!!!!
一口飲んだとき、もう「・・・え!??」って驚いて固まるくらいまずくて苦い。
でも、私にはすっごく効果がありました。
飲んでおくと、乳腺が太くなった感じで、スルスルーっと母乳が出てくる。詰まりの原因になっていた乳栓がごろっとでてくることもありました。
最近詰まり気味だなと感じたら、朝1日分の牛蒡子のお茶を作っておいて冷蔵保存。冬場は2、3日分いっぺんに作り置きしていても大丈夫だと、薬局の人が言っていました。
(※私の家の近くでは牛蒡子が売っていなかったので、漢方薬局の通販で買っていました)
鼻をつまんでぐいーーっと一気飲み!・・・はぁはぁ。効いてくれー!て念じながら。
あとは詰まりやすそうなものを食べる予定がある時は、あらかじめ飲んでおいたりもしました。
この牛蒡子も、医学的根拠はないともされています。でも血行を良くする効果があるのでなにもしないよりはいいのかも?
私には合っていたのか、牛蒡子のお茶によく助けてもらいました。

④葛根湯を用意しておく
乳腺炎につながりそうな気配を感じたら、必要に応じて飲みました。
飲むのは授乳の直後。なるべく赤ちゃんに影響ないように。


こんな感じでやっていました。

まあでも、こんなにがっつり母乳育児にこだわってしまった私が言うのもなんですけど、赤ちゃんがちゃんと大きく育っていれば、母乳だろうがミルクだろうが本当にどっちだっていいんですよね。
次にはじまる離乳食の方が母乳か否かなんて問題よりも何倍も大事なので…。

実際生後4ヶ月も過ぎれば、母乳か?ミルクか?なんて誰も話題に出さなくなるし。
生後5~6ヶ月から開始となっている離乳食どーする?の話で持ちきりになります。

私は母乳をがんばってきて、結果よかったかなとは思っています。
もう自己満の世界ですね。

色々と辛いけどでも母乳でがんばってみたい!て人がいたら、何かの参考になればいいなと思って長々書いてみました。


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