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"甘えとズルさが身を滅ぼす"


見たくも触れたくもない場所に切り込む冥王星逆行期間。


長い間、親や兄妹、誰かを恨むことを杖にして、支えにして生きてきたりすること。


恨むことで怒りという炎を燃やし、生きるエネルギーに変える。


何か起きた時、あの人がいけない、昔コントロールされて育ったから、こんな目にあったから、親のせいだ、など恨みを持つケースがあります。


ここに切り込んで事実確認をしていくセッションが、この二週間ほど毎日続いている。


ここに触れることというのは、"誰かを恨むことを生きるエネルギーに変えている"ので、誰彼構わず恨んでしまう性質があり、打ちどころを間違えば、通訳者の私も恨みをかいかねない。


その、とても危険なゾーンに、武士が刀を向け合い一瞬の隙を突くような緊張感を持ちながら、逃げ道を一つずつ確認しながら、信頼しながら塞いでいく。


誰かを恨むことで生きるエネルギーを作る性質があると、自分で決断できず、正解を誰かに求める。


そして誰かの一言を、指示されたように捉え、それを批判するか、そのまま鵜呑みにするかで選択をする。


知らず知らずのうちに恨む相手を探してしまう旅に出る。



私たちは全員が誰かの子供であり、そして、親の手を離れて20、30年も経ってもまだ、インナーチャイルドであったり、親のせいにしたりする。


それを受けながらも親は、親でい続けること、それだけで、とてつもなくハードワークなのではないかと思う。


恨みの思いは人の身体さえ壊す力があるのだから。


私の母は、嫌われても構わない、と、厳しく育ててくれた。


嫌われてでも正しいことを伝える。
いつか一人で生きることになっても困らないようにと。


未だに振り返り、反省したり涙を流したりする両親。


もう親でい続けなくていいよ、と私は思う。
もう十分親でいてくれて、後は恩返ししていくしか私には残っていない。


10代の頃は、愚かで未熟であったために、恨ませてもらったり、それを全部受け止めてもらったり、たくさんの甘えを、ぶつけさせてもらって、そして命をここまで生きながらえさせてもらった。


身動き取れない赤ん坊の頃は誰もが必ず抱っこしてもらっていなければ生きていないわけで。


いま地球上に生きている誰もが、必ず誰かに抱っこされミルクや母乳をもらったはず。


愛されていない人なんてこの世にいない。


屋根があって、布団があって。
もう十分ではないかと思う。


手を離れたら後は私たちの自己責任。


親は子供が24歳になるまでで十分だと私は思う。
その後は自分としての人生を生きてほしい。


子供がトラウマを持とうが恨もうが、そこを越えるか越えないかは、どこの誰でもなく自分の前だけにあるハードルだ。


それはもう自分の荷物、持ち物なのだ。


荷解きをするのは、自分自身と、難しかったら信頼するセラピストか、信頼しあえるパートナーと一緒に手伝ってもらうといい。


大切な親からの置き土産。


親のせいにできるうちが花だなと思う。


親を恨むことで真実を見ないようにできるうちは本当に花。


大きな甘え。


恨ませてもらって逃げさせてもらって、まだ、親の腕の中で甘えを乞うている。


これを恋愛でもパートナーに向けたり、同僚や、兄妹、友人など、あらゆるところに向けて、自分に興味を示してくれないと、構ってくれないと怒りをぶつける。


それはそれは"大きな大きな甘え"であるということ。


誰彼構わず、こっち向いて、抱っこして、いい子いい子して、ねぇ褒めて、とおねだりするような、他人を疲れさせてしまう種類の甘え。


甘えは人を成長させることはない。


今一度、冥王星逆行のこの機会に、見直してみるといい。


ご縁や流れが滞る、天が味方しなくなる最大のポイントは、甘えとズルさ。


蠍と牡牛の満月新月期間に、しっかり沿ったテーマ。


ここをクリアすると、人生の感じ方が、果てしなく変わっていく。


セッションのお申し込みはdmから。


今日もありがとうございました🕊✨🤍


#牡牛座新月 #親からの置き土産 #エネルギー療法 

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