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せいていると言われた意味が分かった

私はステップファミリー歴6年、
旦那と義娘2人と4人暮らしです🌈

適応障害になり約1年3ヶ月が経ちます。


5年前、
新しい仕事に就き、
当時の私の持ち味である
フットワークの軽さを意識し、
仕事をしていた時のこと。


2年ほど一緒に仕事をしたあとに
当時、同じような仕事をしていた
50代の男性に
私の良いところと改善点を聞いてみた。

良いところはフットワークが軽い

逆に、良い点は表裏一体で、
“せいている”
“何だか生き急いでいる”
と言われました。


それが、なぜなのか
分かった気がする。。。


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なぜ分かったかというと、、、
とある展示会に参加して
色々なブースを見て回っていた。


会社単位なので、
その会社のカラーや
製品の特徴や打ち出し方や
様々でした。


自社ブースに立ち寄った時、
私はハッとしました。


うちの社員、よく働くな。
と。


目的は商談をすること。
それが徹底されていて、
もちろん、お客様以外は対応せず、
プラスアルファで
役職がついた人は
営業が無駄な対応をしてないか
逐一チェック。
 

発見しようものなら、
相手ではなく、
営業やアテンド担当を呼び出し、
積極的に話をカット。


何だろう、真面目さを感じた。


展示会にこれだけ明確な目的を持ち、
それに向かって
線路からはみ出さぬよう監視、管理。


逆を言えば、
縛りつけ度は高い。


だけど、それが文化。


トップダウンは絶対!
徹底したお客様ファーストと目標達成。
息つく暇もなく落ちてくる短期施策。
目の前のことに必死になれる
そんな環境なんだなぁと。


逆に言えば、
目まぐるしい、汗


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ふと、
あぁ、私もこの文化に
約6年半いたんだって思いました。


せいているって言われたのは、
目標達成に向けて必死で、
出てくるブロックポイントは
すぐに解決して、
ズンズンと前進していく様子。


周りがやらないand遅いなら
自分が動いてどうにかする感じ。


これ、たまたま展示会で話した
1人の営業さんが
まさにせいていた。


もちろん、ベテラン営業は
急くこともなく、
落ち着いてはいるが、
それでもタスクは山積み。
やらなきゃいけないことが常にあって
余裕のなさを感じた。


昔、使ってた言葉を思い出した、
あ、臨戦体制だ!


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私が営業をしていたころ、、、
この急かされる感じが
あんまり好きじゃなく、
急いても何もならないことに
いつしか悟りを得て、
詰め込むのではなく
まずは減らすことから始め、
パンパンの業務を減らして
その空いた時間を
戦略を考える時間の確保へ
回していた気がする。


それでもバタバタと
生き急ぐ感じはあったと思う。
お客さんが待ってると思うと、
何がベストかなぁ?って
常に考えてたと思う。


でも、一営業がバタバタしても
解決できないことが出てきて、
情けなくも感じて
それで解決できる部署へ
異動願いを出した。


時を経て、
最も私がやりたかった
お客さんや従業員の満足度を上げる仕事。
今年はこれができる。


営業で走り回り、
頭フル回転で担当ユーザーさんに
ベストを尽くすのではなく、
会社対関わるユーザーさんに
広い範囲で満足度を上げられる機会を得た。


ま、たかがちっぽけな一人の従業員。
できることは限られてるだろうけど。


でも、、、
一つの思いが込み上げてきて、
常に臨戦体制のこの状況。
何とか楽にならないかな、って。
楽になったらなったで
また課題はありそうだけど、
でも、何か、、、
いい風に変えたい。


一生懸命やってることが、
お客さんの満足につながること。


これが一番なのかな。


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私の急いている仕事ぶりは、
毎年、一緒に働く方の影響を受け、
冷静さを持ち始めた。


去年、一年間お世話になった
リーダーさんは、
これはね、ベストタイミングってあるの。
急いでやるより、
準備はしておいて
ベストタイミングのここで
リリースしよう!とか、
これは今、リリースすると逆に
リスクになるよ。
だから、ちょっと様子をみよう!
とか。


このタスク自体、
数字じゃ表せないものだよ。
だから、思いついたものをとにかく
優先度つけてやってみよう。
やっていくうちに
何か発見できたりするものだよ、
と逐一落ち着かせてくれるよう
声をかけてくれた。


前の私なら、
何でやらないんですか、
すぐやりましょう!とか
折角やったのに待つって
あり得ない!!と
待てなかった。
冷静に見れなかった。


うまーく柔らかなブレーキの掛け方を学び、
あぁ、ほんとだ。
ベストはここだったんだ、
って体験が積み重なった。


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変な話、、、。
テニスも自分から打ちにいくより、
ベストポイントで打てるよう
待って打つということがある。
いちばん力が入るところで打つために
少し待つ。


あぁ、生き急いでたんだなぁって
打ちたい!打ちたい!で
突っ込んでたなぁと気付く。


急いてたら、
急いてることにまず気付くこと。
気づけたら、
今がベストタイミングかな?
どこがベストかな?
と考えてみること。


ベストタイミングが来たら、
迷わずGO!
違えば、待て。


20代は、
こんな風に冷静に考えられなかったな。
必死だったな。
それもそれで、アリ、かな🌈



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