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ヒーリングジャーニー8

山納銀之輔さんの「天を味方につける生き方」を読んだ。
面白くて一気に読んでしまった。
成果成果、数字、支払い、売り上げに追われてきたこの10数年。
数字の世界で数字が出ることを喜んだ自分もいた。
10年連続半期ごとの目標を取り続けることも前期までやった。
運も良かったし、やる気もあったし、人に評価されたい、認められたい、
成果を出せば自分には価値がある、存在していて良い。
と、いうモードだったように思う。
だけど、時折襲う虚しさが、去年から今年にかけて大音量に圧倒的虚しさと、
虚無感というのか、そして疲労。そこから心底抜けたくなった。
小さい頃からみんなが喜んでることや、うれしがっていることがよくわからず、
怒ってたり、人の悪口や噂も何が楽しいのかわからなかった。
その時の感覚に近いといえば近いけれど、もう色々耐え難かった。
役職や、責任や、評価や、収入が増えても支払額が増えていうだけという、このいたちごっこ。終わりのない、くるくる回る、よくリスが遊んでいる話の中で走ってるみたいで、文字通りへばってきた。
ちょっとした餌に何を必死になっていたのだろうと我に返っている。
自由が好きだったのに、個人事業主なのに、取引先のルールや餌に縛られて、いつしか奴隷のボスみたいになってなかったか。
山納さんの本には、それに答えを見出すようなことがたくさん書いてあった。
支払いに追われる人々や自由ではない。や、
自然の中に身を置くこと。身を浸すこと。
そして、天を見方につける全自動には深く響いた。
私たちって脅されて、脅かされてますよね。
このマインドコントロールでどれだけ苦しんでいるのだろう。
本当は自由なのに。
私は私だから、私の好きなことをしていいのに、何でこれであってるんだろうか。
(ちなみに最近の20代はよく、これであってるんですかね?とやらない人ほど聞いてくる)こんなことしたらダメなんじゃないか、酷い目に合うんじゃないかっといつしか思わせれるような常識や学校教育を受けている。
私は私のやりたいことをしに生まれてきたのに。それさえ忘れ去ってただ、苦しみながらなぜこうなったんだろう、と立ち尽くしていたんだ。
必要とするときに必要とするものに出会うって本当だ。
この本も、そう。
私が求めたら、全自動で与えられるんだ。心からの願いの場合。
だから求めていけばいいんだけれど、ポイントはこの本によると、やっぱりリラックスしていること。達人ほど脱力してるものね。
そして簡単にリラックスできるのは自然に身を置くこと。
子供の頃、私を守ってくれてた、あの自然がやっぱり正気で居させてくれていたんだ。ちゃんといつも与えられてたんだと思った。

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