ヒーリングジャーニー31

久しぶりの伊勢。
早朝に伊勢市に到着した。
いつも立ち寄る、アワビのお粥が食べられるところに向かったら、
なんと臨時休業だった。
呆然と立ち尽くす。
もう一つ、そこが空いてなかったときのスペアの朝ごはんを食べられるところが
あるのだけど、そこに向かうとなんと予約で一杯。
人がカウンターに並ばされて、食べさせられていた。
諦めて、外宮に参拝。
やっぱり清浄な御神域に色々と洗われる。
恒例の軽く浄化が始まるので、ゲップが出てくる。
今日は風が吹いて、本当に気持ちがよかった。
柑橘類の実がなっている木がたまに出てきて、伊勢らしい。
続いて、いつものように内宮に移動。
移動のバスの中で、考える。
おかげ横丁あたりで朝ごはんを食べてからいくか。
空腹のまま先にお参りをするか。
お昼ご飯を食べたいところも見つけてあるので、神宮会館前で降りて、
調べて出てきたモーニングをやっているカフェに入る。
茹で卵、トーストにバター、ミルクジャム、ヨーグルト、コーヒー。
五十鈴川も眺めながらカウンターでいただく。
川の水が透き通っていて、またまた心が洗われる。
土地の水や食べ物をもらって、少し浄化してお参りに行く方が良い気がしている。
土地と馴染んで、色々と受け取りやすくなる気がするのだ。
いつもと反対側から内宮へ。
五十鈴川沿いを歩いていく。
禊だよな。
今日はこっちから来いということだったのだと後でわかる。
宇治橋を渡ると、空気が一気に軽くなるのが、内宮の特徴と思っている。
とにかく軽くて過ごしやすくなる。
五十鈴川で、いつも身につけている水晶を洗わせていただく。
一気に曇りが取れて、透明になるのがいつも不思議。
水晶ってずっとつけていると、曇ってくるから。
そして、明らか、水晶自体も軽くなるから不思議。
そして御正宮に向かおうと背を向けた瞬間。
川の方角から私の右側に何か小さなものがワーッと走ってきた。
ネコより小さく、どう見ても顔や身体はオコジョ。テレビで雪に佇む白いオコジョしか見たことなかったけれど、そいつはキツネのような色をしていた。
そして、私の前をたたたーーーっと横切って木の中に消えた。
長く伊勢に通っているけれど、あんなやつを見たのは初めて。
神様の使いかもしれない。

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